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脂肪酸の可溶化 トピック削除
No.2639-TOPIC - 2010/05/27 (木) 15:39:05 - fat
いつもお世話になっています。今度培養細胞に脂肪酸を添加しようと考えています。

方法としては目的濃度に調整した脂肪酸を培地中へ添加するだけなのですが、脂肪酸のサンプル調整でどうしても可溶化せず泡のようなものと水層が分離してしまいます。高濃度のEtOHやDMSOで溶解すれば可能なのかもしれませんが、細胞毒性を考慮して高濃度の添加は避けたいと思っています。

一般的に、培養細胞に脂肪酸のような不溶化試薬を試したい場合はどのようにすればいいのでしょうか。経験者の方などがいましたら試薬調整の方法をご教授願いたいです。宜しくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2639-3 - 2010/05/27 (木) 23:20:27 - 名無し
そのままでは水になじまないのでうまいこと溶けません。またfreeの脂肪酸は界面活性剤みたく細胞に毒性を呈する可能性もあります。なのでfatty acid free BSAと混ぜて可溶化していました。酸化防止のため窒素置換して、ゴム付き蓋のスクリューキャップチューブに入れて密封して数時間(室温で4〜5時間くらいかもっと)ローテーターで混和しました。加温するひともいます。混ぜた当初はかなり白濁っぽい感じですが、時間が経ってBSAにくっついてくるとだんだん透明っぽい感じになってきます。パルミチン酸ナトリウムは有機溶媒にいったん溶かして濃いのをつくってからそれを少量とってBSA溶液と混ぜてました。

BSAにくっ付いた状態で培地に入れることできれいに溶けますし、毒性もないです。ただBSAと脂肪酸のモル比も重要(BSAこれだけに対し、脂肪酸このくらいの量まで結合出来るみたいなやつ)で、闇雲に濃いストックは作れないです。

過去ログにありますよ。 削除/引用
No.2639-2 - 2010/05/27 (木) 19:45:09 - TS
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech3/biotechforum.cgi?mode=view;start=2;Code=1214

http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech3/biotechforum.cgi?mode=view;start=2;Code=1809

脂肪酸の可溶化 削除/引用
No.2639-1 - 2010/05/27 (木) 15:39:05 - fat
いつもお世話になっています。今度培養細胞に脂肪酸を添加しようと考えています。

方法としては目的濃度に調整した脂肪酸を培地中へ添加するだけなのですが、脂肪酸のサンプル調整でどうしても可溶化せず泡のようなものと水層が分離してしまいます。高濃度のEtOHやDMSOで溶解すれば可能なのかもしれませんが、細胞毒性を考慮して高濃度の添加は避けたいと思っています。

一般的に、培養細胞に脂肪酸のような不溶化試薬を試したい場合はどのようにすればいいのでしょうか。経験者の方などがいましたら試薬調整の方法をご教授願いたいです。宜しくお願いします。

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