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ミクロソームの単離 トピック削除
No.2624-TOPIC - 2010/05/24 (月) 18:20:15 - pon
単細胞の紅藻からミクロソームの単離を試みています。
文献を参考に、
1)細胞破砕
2)低速遠心による未破砕細胞&可溶性蛋白の除去
3)超遠心(10,000g, 90min)
4)ppt回収
しています。
文献では、最後のpptをPBSなどで懸濁してタンパク質量をbradfold法で
計っています。
しかし、ミクロソームはそもそも膜画分を多く含む筈なので、
PBSなどで溶解させることはできないと思いませんか?
事実、自分のサンプルもTris系のbufferでは完全に解けません。
明らかに膜系が解けていない感じです。
ミクロソームを扱ったことのある方、ご意見頂けないでしょうか?
尚、最終的な目的は、2条件からミクロソームを単離し、
プロテオーム解析をすることです。
 
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(無題) 削除/引用
No.2624-3 - 2010/05/25 (火) 22:48:34 - qq
>ミクロソームを扱ったことのある方、ご意見頂けないでしょうか?
マウスやラットのミクロソームと紅藻のミクロソームは同じものかなあ?
膜画分の試料をTCA沈殿して、Lowry法の銅-アルカリ液で溶解し、Lowry法でタンパク定量する方が私としては安心できます。
Bradford法で膜画分をそのままタンパク定量していることも多いかもしれませんが、あなたの指摘のとおりです。
Bradford法にこだわるなら、TritonX100で一旦可溶化して、Bradford法で測定可能な程度にTritonを希釈する方法でタンパク定量するのが理屈に合っているかもしれません。

それとは別に、可溶性タンパクは超遠心の上清に来ます。
そして、超遠心ですから、10,000xgではなく100,000xgですよね?
低速遠心とは、クロロプラストや液胞なども沈殿するような条件なのですよね?

(無題) 削除/引用
No.2624-2 - 2010/05/24 (月) 22:12:26 - sa
飛び入りです。
膜タンパク質のプロテオームをする際、2つの条件で比較する時は、
タンパク質量は一般的にどのように定量して、2条件で合わすものなのでしょうか?

ミクロソームの単離 削除/引用
No.2624-1 - 2010/05/24 (月) 18:20:15 - pon
単細胞の紅藻からミクロソームの単離を試みています。
文献を参考に、
1)細胞破砕
2)低速遠心による未破砕細胞&可溶性蛋白の除去
3)超遠心(10,000g, 90min)
4)ppt回収
しています。
文献では、最後のpptをPBSなどで懸濁してタンパク質量をbradfold法で
計っています。
しかし、ミクロソームはそもそも膜画分を多く含む筈なので、
PBSなどで溶解させることはできないと思いませんか?
事実、自分のサンプルもTris系のbufferでは完全に解けません。
明らかに膜系が解けていない感じです。
ミクロソームを扱ったことのある方、ご意見頂けないでしょうか?
尚、最終的な目的は、2条件からミクロソームを単離し、
プロテオーム解析をすることです。

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