好みや流派によると思いますが、
プライマーは発注して数日くらい、
ゲノムDNA抽出は1〜2日くらいに対して
BACの輸入は1週間以上はかかると思います。
そのため、プライマー発注とゲノムDNA抽出を平行して行って、
多少PCRの条件検討をしてからBACを買うか決めてもいいと思います。
(お金に余裕があれば、BACの発注も一緒にして、最短時間で進めましょう)
プライマーはGC richな場合が多いようで、PCRで増えにくい/増やせなかったことがあります。
そのため、BACを購入できるのであれば、あまりゲノミックPCRにいれこまないほうがいいと思います。
個人的には、LA-taq with GC bufferがお勧めです。
何kb増やしたいのかによりますが、1〜2kbであれば、
Ex taqでもそれほどfidelityの問題は生じないと思います。
変異が入ったとしても、ミスが入っていない部分を切り貼りすればいいでしょう。
また、おそらくは配列を読みますよね。
そのため、目的のフラグメント全体を増やすプライマーだけでなく、
数百bpを読んだり増やしたり出来る位の頻度で、中にも増幅用かつシーケンシング用として使えるプライマーを作っておきましょう。
長い配列が増やせなくても、短い配列を増幅して切り貼りすれば、
目的の配列を得ることが出来ます。 |
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