おそらく検査技師さんの学会誌あたりにその比較くらいは出ていると思いますが、
ボクの印象では、作り立てでは蒸留水もエタノールも染色性に違いはないようですが、
染色液としての寿命は蒸留水ではすこぶる短いようで、一週間くらいで染色性が低下します。
酢酸を追加してもあまりもちません。
エタノールで溶解するときわめて長い時間、染色性は保持されるようで、市販品で一ケ月使ったことがあります、市販品はエタノールで調整されているようです。
見た目も、エオジンを蒸留水で溶かして酢酸を入れると、濁ります。エタノール溶解は透明なので、それだけでも安心度が違います。
あまり合理的な説明ではないですが、そんな印象を持ちました。普通のHE染色液なら粉をいろいろ混ぜて作るより、市販品の染色液をおすすめします。 |
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