NCIで使っていた作製法を紹介します。
手足、頭、内臓を除去したE13.5胎児を2匹/15cm dishで投入
1mlシリンジに22Gをつないで胎児に22Gの先端をくっつけてから、吸引排出を繰り返して(大きな塊を崩す程度)機械的に裁断する。多少の塊は一切気にしない。この時点でトリプシンは一切使わない。機械的な分離のみ。
2−3日後にある程度密になってきたら、トリプシンEDTAで剥がしチューブに移して遠心resuspendする。resuspendした細胞はすぐに全量蒔かずに1〜2分置いて、大きな塊を下に落とす。下に溜まった大きな細胞を塊取らないように上だけとって次のdishにpassする。
これをexpandの時に繰り返せば、簡単にクオリティーの高いPEFが大量に取れます。
ポイントは、、、最初にトリプシンを絶対に使わない。その時にある程度残る細胞塊を気にしない(後で除去できるから)、です。 |
|