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試薬調整時の単位について トピック削除
No.2503-TOPIC - 2010/05/04 (火) 18:05:33 - ダルトン
毎度参考にさせて頂いております。

現在研究をしている学生なのですが、試薬調整の計算について困っています。通常購入した試薬(例:試薬A 25μg)を任意の溶媒で目的のng/mlやMにしますが、Shh(sonic hedgehog)を終濃度(190μl中に)で50nMに調整する計算式がよく分かりません。
試薬について調べたのですが分子量については20kDaというタンパク質の定義のみで自身がDaの扱いをよく理解していないのが原因です。どなたか上記の例と数値を基に調整法を分かる方がいましたら計算式からご説明して頂けないでしょうか。

初歩的な質問で失礼します。
 
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(無題) 削除/引用
No.2503-11 - 2010/09/09 (木) 08:43:47 - Actias
販売単位がかかれてないので、計算不能です。
とある製品には、下記のように書かれています。
http://baybio.co.jp/jd/detail.php?sk1=14&sk2=8679

入手されたのは溶液ですか?

実践的には、溶液なら何に溶けていますか?
何で薄めますか?

生物活性は気にしなくていいですか?

ng/ml?  nM? 削除/引用
No.2503-10 - 2010/09/09 (木) 00:05:22 - 同じく悩んでいるひと
私も同様の計算になりましたが、それだと購入した1バイアルから作れる培地の量があまりにも少なすぎて、何らかの原因で100倍くらいずれているのではないかと思います。試薬が高いので、実際に使っておられる方がもしおられたら、ぜひアドバイスをお願いできれば幸いです。
なおShhは100〜500ng/mlで使っている報告も多いですが、300nMで使っている報告も多く、ng/mlとnMでは上述のとおり全然異なると思います・・。

(無題) 削除/引用
No.2503-9 - 2010/05/09 (日) 03:51:25 - 通りすがり
20kDa(=kg/mol)を50nM(=nmol/L)に調製するなら
50nmol/L * 20kg/mol
= 50nmol/L * 20000g/mol
= 1000000ng/L
= 1mg/L
の濃度で調製すれば良い。
1mg/L = 1mg/1000ml = 1ug/ml
だから、190ul(=0.19ml)だけ調製したいなら
1ug/ml * 0.19ml = 0.19ug
を量りとって、溶媒に溶かし、190ulにメスアップする。

実際にはこんな量は測れないから、もっと濃いものを調製して薄める。
例えば1uMを1ml調製してストック溶液とし、それを50nMに薄めるなら
1umol/L * 20kg/mol
= 1umol/1000ml * 20kg/mol
= 20ug/ml
1ml調製するから
20ug/ml * 1ml = 20ug
を量りとって、溶媒に溶かし、1mlにメスアップすれば1uMのストック液となる。
実際には20ugなんて極少量なんで、メスアップせずに1mlの溶媒を入れて溶かしちゃう。
これを50nMに薄めるなら
1uM/50nM = 1uM/0.05uM = 20倍に薄める。
つまり10ulのストック液と溶媒190ulを混ぜれば50nMが200ul出来る。
(厳密には溶媒190ulを混ぜるのではなくて、メスアップして200ulにするのがより正確で正しいけど、極少量なん〜)

ストック液の濃さ、量は好みで調整すればいい。
分解しやすい物だと濃いほうがいいし、粘性などで溶かしにくいなら薄くしないといけないし、溶媒が蒸発しやすいなら少量で溶かすのは厳しいし。

例えば試薬A 25ugを全て使って1uM(20ug/ml)のストック液を調製してしまうなら
25ug/Xml = 20ug/ml
Xml = [25/20]ml = 1.25mlにメスアップする。
実際には25ugなんて極少量なんで、メスアップせずに1.25mlの溶媒を入れて溶かしちゃう。

千佳さんのやりかたの50uMをストックとするやり方で、25ugしかない物を溶かすとすると、
50umol/L * 20kg/mol
= 50umol/1000ml * 20kg/mol
= 1000ug/ml
25ug/Xml = 1000ug/ml
Xml = [25/1000]ml = 25ul
25ulで全部溶かす。


間違ってたら誰かが直してくれるはず!!!
単位をちゃんとつけて計算するようにすると、色んな状況に対応できるよ。

あ”・・・w 削除/引用
No.2503-8 - 2010/05/05 (水) 10:11:43 - 千夏
ウソ書きましたww

1mM = 20g/L = 20g/1000ml = 0.02g/ml = 20mg/ml
0.5mM = 500uM = 10mg/ml
50uM = 1mg/ml

50nMは50uM溶液を1000倍希釈したらいいですので、50uM Shh溶液 1ul + 溶媒999ulで、50nM Shh溶液190ulが用意できます!

間違ってたら誰かが直してくれるはず!!!

(無題) 削除/引用
No.2503-7 - 2010/05/05 (水) 09:58:37 - 千夏
Daltonと分子量は定義が異なるだけで、数値は一緒になります。
Shhが20kDaならば20000gで1molですね!

モル濃度:mol/L = M = 溶質モル数(mol)/溶液体積(L)

なので、20000gのShhを含む1Lの溶液をつくると、1MのShh溶液ができます。
50nMが190ulあればいいみたいなので、

1M = 20000g/L = 20000g/1000ml = 20g/ml
1mM = 20g/L = 20g/1000ml = 0.02g/ml = 20mg/ml

50nMは1mM溶液を20倍希釈したものですから、1mM Shh溶液10ul+溶媒190ulで50nMのShh溶液が190ul確保できたことになります。


確かに学生が誰もいない状況で実験を進めるのは危険ですが、やる気は素晴らしいと思いますよ!突っ走るのは経験的にやめたほうがいいと思うので、先輩や先生に「こういうふうにしてこれだけの量を作ろうと思うのだけどいいでしょうか?」と確認をしてから実験を進めることをおすすめします!!

(無題) 削除/引用
No.2503-6 - 2010/05/04 (火) 20:25:18 - Pumpkin
あべちゃんさんの意見に同意です。

あと、

調整×
調製○

ですね。いつまでたっても、この違いを直せない人がかなり上の人でもいますが、恥ずかしいですから直してくださいね。

(無題) 削除/引用
No.2503-5 - 2010/05/04 (火) 19:07:12 - あべちゃん
私は、ダルトンも分からない学生さんが、周囲に聞く人もいない連休最中に実験することを良いとは思いません。危険だと思います。

実験しているわけでないと信じたいです。

Daは分子量そのものです。

じゃぁ 削除/引用
No.2503-4 - 2010/05/04 (火) 18:58:11 - ami
Daltonで検索してみてください。。

(無題) 削除/引用
No.2503-3 - 2010/05/04 (火) 18:41:59 - ダルトン
はい。ダルトンです!

(無題) 削除/引用
No.2503-2 - 2010/05/04 (火) 18:11:59 - ami
Da = Dalton ?

試薬調整時の単位について 削除/引用
No.2503-1 - 2010/05/04 (火) 18:05:33 - ダルトン
毎度参考にさせて頂いております。

現在研究をしている学生なのですが、試薬調整の計算について困っています。通常購入した試薬(例:試薬A 25μg)を任意の溶媒で目的のng/mlやMにしますが、Shh(sonic hedgehog)を終濃度(190μl中に)で50nMに調整する計算式がよく分かりません。
試薬について調べたのですが分子量については20kDaというタンパク質の定義のみで自身がDaの扱いをよく理解していないのが原因です。どなたか上記の例と数値を基に調整法を分かる方がいましたら計算式からご説明して頂けないでしょうか。

初歩的な質問で失礼します。

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