なぜ、はじめに反応液の組成を検討しようと考えているのかが分かりませんが。
PCRの温度条件はそれほど絶対的なものではありません。
論文で使われているサーマルサイクラーとあなたの使用しているサーマルサイクラーの型番が同じであったとしても、温度条件は検討に値すると思います。
これは増え方が大事なPCRなのでしょうか?それとも、増えればいいPCRなのでしょうか?
あなたの手持ちの鋳型が目的の配列を含むことはどのようにして確認しているのでしょうか?
あなたの手持ちの鋳型の精製度が十分であることはどのように確認しているのでしょうか?
酵素の変更は可能なのでしょうか?
>どのようにバランスさせたら
1つか2つの因子に注目して、それ(ら)の濃度を変化させた場合の結果を見ながら、変更をかけていきます。
3つ以上の因子を同時に検討するのはお勧めしません。サンプル数が跳ね上がります。
>何から始めたらいいのでしょうか?
増えればいいPCRであれば、
PrimeStarやLA-taq with GC bufferで試してみることをお勧めします。 |
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