きっと様
ありがとうございます。私も講習会でAffymetrixのchipを使う際IVTの2回がけを行ったことがあります。一細胞からのライブラリ作成の論文ではPCRで増やしていましたが、IVTの方がバイアスがかかりにくいと聞いています。しかし何分Total RNAで10ngしかないのでIVTの適用外になるのではと心配です。ちなみにインビトロジェンのrRNAを除くキットは最低2ugのRNAが必要となっています。
精製せずにpolyTで逆転写&T7プロモータを含んだプライマーでRT-PCRし、IVTでRNAを増やしてからrRNAを除くキットを使って精製することってできるのでしょうか?途中までは一細胞からのマイクロアレイのプロトコール(Nature Protocols 2007 Vol.2 No.3)が役に立ちそうですが、INVITROGENのキットがこの方法でも動くかは疑問です。LNAで吸着されるはずの配列がせん断され、rRNA除去効率はたぶん低下するでしょう。しかし最初の段階でカラムへの非特異吸着でRNAを失ってしまうのも怖いのです。
ともかく各ステップでのrRNAの残留を確かめるため、rRNAのPCR primerをプライマーバンクで探してみることにします。
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