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プロテアソーム阻害剤により蓄積するのはユビキチン化? トピック削除
No.2403-TOPIC - 2010/04/15 (木) 17:08:20 - a
あるタンパクが減少する

その減少はラクタシスチンやMG-132などのプロテアソーム阻害剤によりリカバーする

そのタンパクの減少は、ユビキチン/プロテアソーム経路により分解を受けているためである

といったデータを載せている論文を多くみます。
J Biol Chem. 2003 Feb 14;278(7):4536-41
J Biol Chem. 2003 Dec 26;278(52):52511-8 など。

プロテアソームを阻害することにより蓄積するのはユビキチン化されたタンパク、つまり、もとのバンドより約8kDa(の倍数ずつ)大きいサイズのもののはずなのですが、どうしてプロテアソーム阻害剤により元のタンパクと同じサイズのものが蓄積するのでしょうか?
(プロテアソーム阻害剤によりユビキチン化されたタンパクが蓄積しているデータは私は見たことがありません)
 
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(無題) 削除/引用
No.2403-8 - 2010/04/15 (木) 20:44:49 - 外野
言葉足らずでしたが、挙げておられるようなケースでもポリユビキチン化された基質もしっかり溜まっているでしょうね。ただ、ポリユビキチン化されてしまうと高分子量側でスメア状に広がってしまうので、ウエスタンなどではその領域が薄くて見えないのに対し、ユビキチン化されていない基質はカチッとワンバンドなのでそちらだけが目立っているということだと思います。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.2403-7 - 2010/04/15 (木) 20:25:35 - a
> ユビキチンリガーゼと基質との結合は、例えユビキチン化基質とのアフィニティーが下がるような機構があったとしても平衡反応ですから、ユビキチン化基質が溜まれば自ずと非ユビキチン化基質も増えることでしょう。

なるほど。そういうことですね。
疑問に感じていたことが解決しました。
外野さん、どうもありがとうございました!

(無題) 削除/引用
No.2403-6 - 2010/04/15 (木) 19:49:33 - 外野
えーと、aさんは文献をきちんと挙げておられますよ。

それはそれとして、ユビキチンリガーゼと基質との結合は、例えユビキチン化基質とのアフィニティーが下がるような機構があったとしても平衡反応ですから、ユビキチン化基質が溜まれば自ずと非ユビキチン化基質も増えることでしょう。

(無題) 削除/引用
No.2403-5 - 2010/04/15 (木) 19:48:23 - a
> ならばそれを参考文献として載せるべきでしょう。

最初に載せているのがそれにあたります。

(無題) 削除/引用
No.2403-4 - 2010/04/15 (木) 18:55:19 - 細胞
>どうしてプロテアソーム阻害剤により元のタンパクと同じサイズのものが蓄積するのでしょうか?

ならばそれを参考文献として載せるべきでしょう。

(無題) 削除/引用
No.2403-3 - 2010/04/15 (木) 17:51:35 - a
> こんなのはゴロゴロありますよ。
> もう少し論文を探してみてください。

そうなのですか。探してみます。

私が伺いたいのはそういう論文があるかどうかではなく、

プロテアソーム阻害剤により蓄積するのが元のバンドのサイズと同じバンドであるのは(そういうデータを載せている論文に関してですが)、なぜなのか、理論的にはユビキチン化された、元のバンドより大きいサイズのものでないとおかしいのではないか、

ということです。

(無題) 削除/引用
No.2403-2 - 2010/04/15 (木) 17:16:02 - 細胞
>(プロテアソーム阻害剤によりユビキチン化されたタンパクが蓄積しているデータは私は見たことがありません)

こんなのはゴロゴロありますよ。
もう少し論文を探してみてください。

プロテアソーム阻害剤により蓄積するのはユビキチン化? 削除/引用
No.2403-1 - 2010/04/15 (木) 17:08:20 - a
あるタンパクが減少する

その減少はラクタシスチンやMG-132などのプロテアソーム阻害剤によりリカバーする

そのタンパクの減少は、ユビキチン/プロテアソーム経路により分解を受けているためである

といったデータを載せている論文を多くみます。
J Biol Chem. 2003 Feb 14;278(7):4536-41
J Biol Chem. 2003 Dec 26;278(52):52511-8 など。

プロテアソームを阻害することにより蓄積するのはユビキチン化されたタンパク、つまり、もとのバンドより約8kDa(の倍数ずつ)大きいサイズのもののはずなのですが、どうしてプロテアソーム阻害剤により元のタンパクと同じサイズのものが蓄積するのでしょうか?
(プロテアソーム阻害剤によりユビキチン化されたタンパクが蓄積しているデータは私は見たことがありません)

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