あるタンパクが減少する
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その減少はラクタシスチンやMG-132などのプロテアソーム阻害剤によりリカバーする
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そのタンパクの減少は、ユビキチン/プロテアソーム経路により分解を受けているためである
といったデータを載せている論文を多くみます。
J Biol Chem. 2003 Feb 14;278(7):4536-41
J Biol Chem. 2003 Dec 26;278(52):52511-8 など。
プロテアソームを阻害することにより蓄積するのはユビキチン化されたタンパク、つまり、もとのバンドより約8kDa(の倍数ずつ)大きいサイズのもののはずなのですが、どうしてプロテアソーム阻害剤により元のタンパクと同じサイズのものが蓄積するのでしょうか?
(プロテアソーム阻害剤によりユビキチン化されたタンパクが蓄積しているデータは私は見たことがありません) |
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