皆様初めまして、私は現在薬物の肝繊維化に対する有効性を検討するため、肝繊維化モデルラットの作成に取り組んでいるものです。
方法として胆管結紮を用いてモデルを作成しようと何度かラットに手術を施したのですが、論文上では4~8週間は十分に生きているように記述されているのですが、私がやると最も長く生きていたものでも1週間程度で死んでしまいます。(主な死因は腹腔内の大量出血です)
手術後まもなくラットがかなり黄色い尿をするようになるのでおそらく胆管はきちっと結べているとは思うのですが、逆に当初予定していたより症状が激しすぎるようです、今までに試してみた方法および使用している動物を下に記述するので何がご存知の方がいらっしゃいましたらアドバイスよろしくお願いします。(現在八方ふさがりの状態です)
使用動物種:Zucker 性別:♂
・胆管に2ヶ所結紮を作りその間で胆管を切離する(最もベーシックなタイプのbile duct ligationかと思います)
・胆管の肝臓よりの部分を一カ所結紮する
・胆管の十二指腸よりの部分を一カ所結紮する
※ 結紮も一回のみや多重結紮など色々試してみました |
|