とあるDNA ladderにlinkerをライゲーションして,PCRする実験を行っています。
Ex Taq HSだとかなり希釈しても増幅することができましたが,
TaKaRa LA Taq with GC bufferでは全く増幅されず,
Prime STAR GXLでは少し増えましたが,Taq HSほどではありませんでした。
サイクルは、95℃:45sec,→(98℃:10sec,62℃:30sec, 72℃:3min)×35cycles
です。マスターミックスの組成はもちろん酵素に合わせて変えています。
サイクス数が多めですが,これは,かなり希釈したサンプルを増幅したいためです。
1つ気になるのが,DNA ladderにlinkerをライゲーションする過程が
うまくいってないかも、という点です。
ライゲーション後,linkerがくっついて電気泳動のバンドが上にシフトしたのは確認しています。
サンプルを一度に10本分作っているのですが.
2番目のチューブのサンプルでPCRをはじめたところ,
増えづらい傾向がみられはじめました。。。もしかしてサンプル間に差があるのかもしれません。
Ex Taq HSを使った場合でも,1番目チューブと2番目チューブでは増え方が違いました。
わかりづらい文章になってしまいましたが,
linkerをligationしてPCRする実験を行っている方,PCRの酵素に詳しい方,
お答え頂けると大変助かります。
よろしくお願い致します。 |
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