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セルスクレイパーどこのメーカーが良いですか? トピック削除
No.2151-TOPIC - 2010/02/27 (土) 21:56:02 - セル太郎
お世話になります。

このたび、接着細胞からのRNA抽出とリアルタイムPCR解析を行うことになりました。

当研究室では今まで浮遊細胞のみを扱っており、接着細胞でのRNA抽出は初めてです。


周りはウエスタン用サンプリングのときと同じように、トリプシン・EDTAで剥がせば良いとの意見ですが、セルスクレーバー(ラバーポリスマン?)を使った方法も検討してみようと思っております。


質問です
1)皆様、どこのメーカーの製品を使っていらっしゃるのでしょうか。
2)使い捨てでしょうか?それとも洗って再利用は可能でしょうか。
2)結果として、トリプシンEDTA処理とセルスクレーバー、どちらがお勧めでしょうか。

ご存知の方がいらっしゃいましたらご協力お願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2151-9 - 2010/03/04 (木) 10:31:07 - mom-a
>要するにピペッティングだけで良いということです。

私の周りにもピペッティングだけでやっている人がいます。

しかし、セルスクレーパーを利用している人もいます。
理由は、大きなdishの場合、なるべく素早く全体にIsogen(or Trizol)をいきわたらせるにはその方が良いから、とのことです。ですので、セルスクレーパーの種類は特に問題にせず、あるものを利用されているようです。

また、ピペッティングだけで回収、あるいはセルスクレーパーで回収後に25Gシリンジでのホモジナイスをする人もいます。
こちらの理由は、DNAを切った方がRNAの回収率が上がるから、ということです。この操作をせずに、ピペッティングとボルテックスで済ませる人もいます。

この辺の細かい作業をどこまで省略するかは、ケース・バイ・ケースかと思います。人によって手加減も違うでしょうから。

(無題) 削除/引用
No.2151-8 - 2010/03/03 (水) 23:48:45 - み
>[Re:7] セル太郎さんは書きました :
> みなさまアドバイスありがとうございます。
>
> 試しに、6cmディッシュから培地を除去し、ISOGENを添加してみました。
> そうすると、細胞が変性してはがれていきました。
>
> (はがれるまで放置は良くないと思い、添加後は直ぐに1000μlチップの裏で剥がして22Gシリンジでホモジナイズしました)
>

お節介かと思いますが・・・もっと簡便にできます:
isogenを添加して、ピペッティングで吹きつけて細胞をはがし(直ぐにドロッと溶解してくるでしょう)、何度かピペッティングしてマイクロチューブなどに回収するだけで大抵良いです。
要するにピペッティングだけで良いということです。
isogenの類の組成を知っていれば細胞からRNAを抽出するのにどのような操作で充分かは検討つくはずです。

(無題) 削除/引用
No.2151-7 - 2010/03/03 (水) 20:28:13 - セル太郎
みなさまアドバイスありがとうございます。

試しに、6cmディッシュから培地を除去し、ISOGENを添加してみました。
そうすると、細胞が変性してはがれていきました。

(はがれるまで放置は良くないと思い、添加後は直ぐに1000μlチップの裏で剥がして22Gシリンジでホモジナイズしました)

まだ解析まで進んでいませんが、この方法でいけそうな気がします。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.2151-6 - 2010/03/02 (火) 10:54:36 - ats
小さいdishなら、1mLチップを逆さに使って掻き取ることも可能です。
大きなdishの場合は希望の幅のスクレーパーがないので、東急ハンズなどでシリコンゴムのシートを購入し切ってオートクレーブして使っています。厚さは3mmほどを使っていますが、堅さの
好みで選べばよいと思います。2cmx4~6cmほどに切ると縦横どちらでも使えて割と万能(指の大きさによる)。
私も回収前にはトリプシンEDTA処理はしないです。

(無題) 削除/引用
No.2151-5 - 2010/03/01 (月) 21:46:01 - toyo
>このような手法があることは知っていましたが、この場合でもセルスクレーバーなどで剥がす作業が入るのではないでしょうか?

お節介かも知れませんが横レスさせてもらいます。
例えばRNeasyのマニュアルには確かにそのような記述がありますが、
細胞は完全に溶解しているので、わざわざ剥がす必要はありません。
lysateをvortexなどで混和した後、ピペットマンで吸い取るだけで大丈夫です。

(無題) 削除/引用
No.2151-4 - 2010/03/01 (月) 20:18:13 - セル太郎
回答ありがとうございます。

ご紹介いただいた商品を検討してみたいと思います。

>お節介かもしれないですが、接着細胞からの蛋白・RNA抽出は、PBSでリンスした後、ダイレクトにlysis bufferをdishに入れる方法で行うのが良いかと。

アドバイスありがとうございます。
このような手法があることは知っていましたが、この場合でもセルスクレーバーなどで剥がす作業が入るのではないでしょうか?

研究室にセルスクレーバーが常備されていなかった点やトリプシン処理で良好なWB結果がえられていたため、WB解析ではトリプシンで剥がしてPBSでペレットを洗浄する工程が研究室で慣習化しておりました。

今回、RNAは蛋白よりも分解に気をつけなければならないと思い、質問させていただきました。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.2151-3 - 2010/02/27 (土) 23:32:48 - toyo
RNA抽出であれば、大抵の試薬はdishに直接添加して使うようになっていると思いますが、わざわざ細胞を剥がす必要があるのでしょうか?
(WB用サンプルにしても、サンプルバッファーをdishに直接添加すれば大抵の場合問題ないと思います。)
私たちのラボでは、cell scraperは細胞をdishごと10% TCAに浸漬してWBサンプル用に回収(TCA沈殿で濃縮)するときのみ使用します。

1) cell scraperとしてはcorningの#3010を常用しています。
比較的安価ですが、先端がプラスチック製で細胞が壊れるような印象があるので、
細胞を分画したい場合にのみSARSTEDTの#83.1830(先端のみゴム製)を使用しています。
細胞が壊れるとRNAも壊れるということであれば、後者の方がよいかもしれません。
2) サンプルが直接触れるので使い捨てにしていますが、
以前お金がなかった時期は洗って再利用していたと聞きました。
3) トリプシン処理やスクレープは細胞にとって強い刺激になりますが、
見たい対象(mRNA)にとって影響がなければどちらでも構わないと思います。
ただし細胞が壊れてRNAが壊れる可能性があるので、抽出試薬(Trizolや
BufferRLTなど;RNaseを阻害)を直接dishに添加する方がよいと思います。

(無題) 削除/引用
No.2151-2 - 2010/02/27 (土) 23:20:00 - み
これはいかが?
http://www.sumibe.co.jp/sumilon/cellscraper.html

お節介かもしれないですが、接着細胞からの蛋白・RNA抽出は、PBSでリンスした後、ダイレクトにlysis bufferをdishに入れる方法で行うのが良いかと。
細胞をtrypsinまたはscraperで剝す行為により、細胞内の状態は変化しますよね(当然、余計なシグナルも入るし)。

セルスクレイパーどこのメーカーが良いですか? 削除/引用
No.2151-1 - 2010/02/27 (土) 21:56:02 - セル太郎
お世話になります。

このたび、接着細胞からのRNA抽出とリアルタイムPCR解析を行うことになりました。

当研究室では今まで浮遊細胞のみを扱っており、接着細胞でのRNA抽出は初めてです。


周りはウエスタン用サンプリングのときと同じように、トリプシン・EDTAで剥がせば良いとの意見ですが、セルスクレーバー(ラバーポリスマン?)を使った方法も検討してみようと思っております。


質問です
1)皆様、どこのメーカーの製品を使っていらっしゃるのでしょうか。
2)使い捨てでしょうか?それとも洗って再利用は可能でしょうか。
2)結果として、トリプシンEDTA処理とセルスクレーバー、どちらがお勧めでしょうか。

ご存知の方がいらっしゃいましたらご協力お願いします。

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