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マイクロチューブへの吸着 トピック削除
No.2146-TOPIC - 2010/02/26 (金) 20:42:38 - やく
タンパク結合の強い化合物の細胞への取り込み試験をしてるのですが、インキュベーション中に用いるマイクロチューブの表面への吸着が大きく、回収率が50%以下になってしまいます(特に低濃度)。
そこで、現在は吸着を防ぐ目的でTweenを入れていたのですが、細胞の活性が落ちてしまい、BSAでの吸着に切り替えました。しかし、BSAではタンパク結合の考慮が難しくなってしまう(タンパク非結合濃度がわからない)ので、他の手法で行いたいと思っています。
シランコーティングもダメなようです。。。
他に何かいい方法を知っている方はいらっしゃいませんか?
よろしくお願いします。
 
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低付着性チューブ 削除/引用
No.2146-7 - 2010/03/01 (月) 11:17:44 - ふみ
何年か前に低付着性のチューブを必要としたときには、シリコンで表面処理したものやシリコンを混ぜ込んだようなものを使っていました。
検索してみたら、今は色んなタイプのものがあるようですね。

(無題) 削除/引用
No.2146-6 - 2010/02/28 (日) 00:13:29 - やく
Kanataさん

おっしゃるとおり、低濃度の方が吸着が大きくなるのは当たり前のことなんですが、そこまで濃度を下げて実験を行いたいという状況です。。。

バージンポリプロピレンですが、疎水性かどうかわかりませんでしたが、業者さんに聞いてみようと思います。ありがとうございます。(重金属フリーとしかコメントがなかったので、聞いてみます)

Bostonさん

参考にしてみます。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.2146-5 - 2010/02/27 (土) 20:23:16 - Kanata

> まず、低吸着マイクロチューブ(バージンポリプロピレン製)を用いていますが、吸着が防げませんでした。
> 高濃度で保存する場合はそんなに吸着が問題にならないのですが、低濃度の場合には結果的に吸着分が大きく見えてしまいます。

低濃度になるほど吸着が大きくなるのが普通です。なので、実験が許すのであれば希釈しすぎないボリュームで実験するのも一つの手です。

バージンポリプロピレンは疎水性でしょうか?
使ったことがないのですが、もし疎水性であれば、親水性の低吸着チューブを使う方法があります。以前同様の質問があったときにも書き込んだことがあるんですが・・・疎水性かどうか、わかりますか?

(無題) 削除/引用
No.2146-4 - 2010/02/27 (土) 17:14:49 - Boston
パラフィルム上でインキュベーションというのはどうですか?液体とフィルムの接点は小さくなっているはずです。

説明不足ですみません。 削除/引用
No.2146-3 - 2010/02/27 (土) 16:38:25 - やく
いろいろとコメントありがとうございます。

まず、低吸着マイクロチューブ(バージンポリプロピレン製)を用いていますが、吸着が防げませんでした。
高濃度で保存する場合はそんなに吸着が問題にならないのですが、低濃度の場合には結果的に吸着分が大きく見えてしまいます。

試験終了後はTweenを入れることで吸着が防げることは確認済みですが、試験中は細胞の活性が落ちてしまうので、入れられません。。。

あと、血清入りの培地から試験前に輸送実験用の無血清のbufferに置換していますので、反応液中に血清は入っていません。(血清とのタンパク結合は見たくないので)
同じ理由でFBSもalbuminを含むので化合物とのタンパク結合を考慮する必要性が出てきてしまうので、できればalbumin以外のもので吸着を防げないかと考えています。(albuminで吸着が防げることも確認済みです)

合成方法などについては、よくわからないので、ちょっと問い合わせてみようと思います。
何か、他にいい方法などご存知の方がいらっしゃったらお願いします!

メーカーはその物質の取扱方法を知っているのでは? 削除/引用
No.2146-2 - 2010/02/27 (土) 16:09:18 - ~
細胞とその物質をチューブ内でインキュベートして、
細胞内と培地上清におけるその物質量を測定しているのでしょうか。

その物質はどのような容器で合成されたのでしょうか?
その物質はどのような容器に保存されているのでしょうか?
固体で販売されているのであれば、溶液の推奨保存方法はありませんか?
自分で合成したのでなければ、メーカーはそれらの情報を持っているのではないでしょうか。

血清入り培地を使っているのであれば、
終濃度のFBSをブロッキング剤として使えませんか?

市販の低吸着チューブは試したのですか?

その物質がチューブ表面に安定に結合するのであれば、
その物質自体でチューブをコートできませんか?

マイクロチューブへの吸着 削除/引用
No.2146-1 - 2010/02/26 (金) 20:42:38 - やく
タンパク結合の強い化合物の細胞への取り込み試験をしてるのですが、インキュベーション中に用いるマイクロチューブの表面への吸着が大きく、回収率が50%以下になってしまいます(特に低濃度)。
そこで、現在は吸着を防ぐ目的でTweenを入れていたのですが、細胞の活性が落ちてしまい、BSAでの吸着に切り替えました。しかし、BSAではタンパク結合の考慮が難しくなってしまう(タンパク非結合濃度がわからない)ので、他の手法で行いたいと思っています。
シランコーティングもダメなようです。。。
他に何かいい方法を知っている方はいらっしゃいませんか?
よろしくお願いします。

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