現在、大腸菌でのタンパク発現用にプラスミドを作っているのですが、トラブルが頻発しています。というのは、大腸菌は増えるのに、集菌してミニプレップをしてもプラスミドがほとんど取れない(収量がとても低い)のです。
プラスミドはpGEX-4Tに興味のある遺伝子のCDSが入ったものです。
興味のある遺伝子の産物がtoxicなため、leakyな発現が悪さをしているのかもしれません。それでも、大腸菌が増えないのなら理解できるのですが、大腸菌は増えるのにプラスミドの収量が非常に低いというのは、どう理解したらよいのでしょうか?
コントロールとして平行して、別の遺伝子のCDSが入っているpGEX-4Tベクターをもった大腸菌も増やしていて、こちらは増殖、プラスミドの収量ともに問題ないので、操作に問題はないと考えています。
また、最初はDH5alphaを使っていて、次にJM109を試しましたが、たいした違いはありませんでした。
このようなことは時々起こりえることなのでしょうか?
皆様のご経験など、お聞かせいただけたらと思います。
よろしくお願いします。 |
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