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BAC トランスジェニックマウス トピック削除
No.2120-TOPIC - 2010/02/20 (土) 15:53:10 - KR
いつも勉強させていただいております。大変、初歩的な質問で、申し訳ないのですが、BAC トランスジェニックマウスは、いままでのトランスジェニックマウスとなにが違い、どのような利点があるのでしょうか?例えば、特定のタンパクにEGFPを発現させるマウスの場合、従来の方法(これもいくつかあるかもしれませんし、細かくはわからないので、この点も含めて教えて頂けると大変助かります)と、BACを使用したものを比較し、長所、短所などを教えて頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
 
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プロモーターが大事です。 削除/引用
No.2120-3 - 2010/02/22 (月) 09:15:32 - 通りすがり2
>例えば、特定のタンパクにEGFPを発現させるマウスの場合

通りすがりさんが書かれているようにプラスミドに組み込むDNA断片の長さには制限があります。そのため、プロモーターをクローニングする際は、あらかじめプロモーター領域の解析を行って、重要な領域を調べた後、その領域をクローニングして、プラスミドに挿入し、EGFPを連結させて...という作業が必要です。一方、BACを使えば、対象の遺伝子の近傍領域はそのままに、遺伝子内にEGFPを挿入して(セミノックイン)、これをベクターとしてトランスジェニックを作製、解析することができます。この利点は、どこにエンハンサー等の調整領域があるかを調べなくても、もしくはわざわざクローニングしなくてもすべてを導入することができます。
このあたりはフェニックスバイオという会社のHPを見るとより詳細に理解できるかもしれません。ご参考になれば。

大きさです 削除/引用
No.2120-2 - 2010/02/21 (日) 03:30:03 - 通りすがり
 BACを使うのは、トランスジーンの大きさに関して、プラスミドには一定の制限があるからです。たとえば、プロモーターを含め、100kbなどという大きなもトランスジーンはプラスミドには入りきりません。

 BACの扱いはいろいろと面倒なので、プラスミドですむ大きさの場合は、扱いが簡単なプラスミドを使うのが普通です。

>例えば、特定のタンパクにEGFPを発現させるマウスの場合

 ここは若干意味不明のように見えますが。

BAC トランスジェニックマウス 削除/引用
No.2120-1 - 2010/02/20 (土) 15:53:10 - KR
いつも勉強させていただいております。大変、初歩的な質問で、申し訳ないのですが、BAC トランスジェニックマウスは、いままでのトランスジェニックマウスとなにが違い、どのような利点があるのでしょうか?例えば、特定のタンパクにEGFPを発現させるマウスの場合、従来の方法(これもいくつかあるかもしれませんし、細かくはわからないので、この点も含めて教えて頂けると大変助かります)と、BACを使用したものを比較し、長所、短所などを教えて頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。

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