Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

発色による核染色(ヘマト・メチルグリーン以外) トピック削除
No.2060-TOPIC - 2010/02/10 (水) 13:35:54 - maruko
いつもこのフォーラムにはお世話になっております。
発色による核染色についてお聞きしたいことがあり、トピックを立てさせていただきました。

現在発色による組織免疫染色を行っており、発色にはVector社のVIP発色(紫色)を用い、核染色にはメチルグリーンを使用しております。しかし、メチルグリーンの染まりが良くなく、このフォーラムを含め色々調べたところ、賦活化後の染色は難しいとのこと。賦活化が必須であるため、賦活化後でも綺麗に染まる核染色液を探しています。

DAB発色/ヘマトキシリンは一般的な方法ですが、染める細胞がメラニン色素(主に茶色)を持っており、DABによる茶色発色との区別は困難です。
メラニン除去を行ってから免疫染色を行うことは可能ですが、「DABのシグナル」なのか、「メラニンが残ってしまった結果としての茶色」なのかを後から判別するのは難しいと考えており、できればDABは避けたい状態です。

VIP発色でこの色とかぶらない色(ヘマト・メチルグリーン以外)の核染色方法がありましたら教えていただけたら幸いです。

よろしくお願い致します。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.2060-8 - 2010/09/29 (水) 09:28:15 - るん
ずいぶん前のトピに失礼します。

それは、ギムザ液ですね。
DAB発色の後、カウンターステインでギムザを使用すると、陽性は茶色に、メラニン色素は深緑にきれいに染め分けられます。

(無題) 削除/引用
No.2060-7 - 2010/02/11 (木) 14:42:59 - maruko
tani 様

貴重な情報ありがとうございます。
トルイジンブルー、検討してみます。

(無題) 削除/引用
No.2060-6 - 2010/02/11 (木) 01:42:39 - tani
確か、トルイジンブルーだったと思うけれど、それでメラニンはメタクロマジーを起こし緑色になったハズと記憶しています。だから、DAB発色で、カウンター染色をトルイジンブルーで行うとメラニンとDABの色の区別がついたと記憶してます。けっこう以前に見た記憶なので怪しくて申し訳ありませんが、正常の皮膚で試すか、検索してみてください。

(無題) 削除/引用
No.2060-5 - 2010/02/10 (水) 15:14:23 - maruko
組織 様

ケルンエヒトロート、近くの研究者が持っていました。早速少しもらって試してみます。

結果は後日報告させていただきます。

(無題) 削除/引用
No.2060-4 - 2010/02/10 (水) 15:03:12 - maruko
組織 様

早速の情報ありがとうございます。
ケルンエヒトロート、確かにピンク色ですし、良いかもしれませんね。

また、コントロール実験を行う件もその方が良いかもしれません。ただ、切片に限りがある(他のラボからいただいたもの)ので、できるだけ使用する枚数を減らしたいのが実情です・・・。

他にも情報お待ちしております。

(無題) 削除/引用
No.2060-3 - 2010/02/10 (水) 14:51:08 - 組織
あ、脱メラニンのこと書かれてましたね。
漂白しても染まるのなら、漂白のみ、漂白+一次抗体なし(正常IgG)の免疫染色、の2つを陰性対照におけば、特異的なシグナルか区別できるんじゃないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.2060-2 - 2010/02/10 (水) 14:42:07 - 組織
ケルンエヒトロート(赤)はどうでしょうか。

脱メラニン(漂白)も一つの手だと思います。脱パラフィン後、あるいはDAB発色後に脱メラニンしてみてはどうでしょうか。私も試したことがないので、免疫染色のシグナルに影響があるかもしれませんが、その点はご注意下さい。

あとは、DAB発色後にシュモール染色をして、メラニン(褐色)を別の色(青色)に染めてみるかですね。以前ヘモジデリンがDABとかぶって問題になったときは、ベルリンブルー染色をしてDABと区別したことがあります。

発色による核染色(ヘマト・メチルグリーン以外) 削除/引用
No.2060-1 - 2010/02/10 (水) 13:35:54 - maruko
いつもこのフォーラムにはお世話になっております。
発色による核染色についてお聞きしたいことがあり、トピックを立てさせていただきました。

現在発色による組織免疫染色を行っており、発色にはVector社のVIP発色(紫色)を用い、核染色にはメチルグリーンを使用しております。しかし、メチルグリーンの染まりが良くなく、このフォーラムを含め色々調べたところ、賦活化後の染色は難しいとのこと。賦活化が必須であるため、賦活化後でも綺麗に染まる核染色液を探しています。

DAB発色/ヘマトキシリンは一般的な方法ですが、染める細胞がメラニン色素(主に茶色)を持っており、DABによる茶色発色との区別は困難です。
メラニン除去を行ってから免疫染色を行うことは可能ですが、「DABのシグナル」なのか、「メラニンが残ってしまった結果としての茶色」なのかを後から判別するのは難しいと考えており、できればDABは避けたい状態です。

VIP発色でこの色とかぶらない色(ヘマト・メチルグリーン以外)の核染色方法がありましたら教えていただけたら幸いです。

よろしくお願い致します。

8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を