いつもお世話になっております。現在免疫細胞染色による二重染色をしているのですが、この二重染色の意味合いについて疑問があったので質問させていただきました。
元より免疫細胞染色などで蛍光標識すると明瞭な発色が得られますが、これらの発色がタンパク・遺伝子レベルでも発現が一致するのかウェスタンやRT-PCRなどで後付けするのが必要かと思います。これらが単一抗体で染色したサンプルなら分かるのですが、二重染色となると状況が違うような気もします。
例えば一次抗体でホストの違うIgG1とIgGを使い二重染色をした場合、前者はサブクラスまで指定されるので特異的な傾向をするのかもしれませんが、後者はIgG全般に結合するためそれぞれの抗体で重複するエピトープが存在すると思います。このときどちらの抗体の特異性がより有意かは定かではありませんが、染色結果をそのままうのみにしてもいいものなのでしょうか。もしくは二重染色で違いを明確にするなら、おのおの別部位の単染色画像も用意する必要があるのでしょうか。 |
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