Bio Technical フォーラム

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MTTとapoptosisの結果の解離 トピック削除
No.2010-TOPIC - 2010/02/01 (月) 18:01:33 - むい
いつもお世話になってます。

肺癌細胞に対する抗癌剤の感受性に関する実験を行っています。
薬剤処理後72時間でアネキシンで見るアポ細胞は著明に増えており、見た目でもmedium中に細胞が浮いており、アポっているように見えます。

その薬剤に対する耐性遺伝子を導入した細胞を薬剤処理し、同じ72時間後にアネキシンを見るとアポの細胞はほとんどなく、薬剤に耐性になっていると考えています。

しかし、MTTアッセイで、72時間後の細胞viabilityを見ると、その薬剤のIC50は親株・耐性株ともに同じくらいの数字でした。

こういった解離は『アッセイ方法が違うから薬剤暴露に対するphenotypeが異なることはあってもいいんだろう』という説明でいいんでしょうか?
明らかにアポ細胞の割合が違うのにviabilityで差がないというのは奇異に感じます。どなたか教えて下さい。
 
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(無題) 削除/引用
No.2010-2 - 2010/02/01 (月) 18:06:41 - ラッシー
MTT assayってのは細胞の生存を見るというより、ミトコンドリアの活性度合いを反映するので、もしかしたらMTT assay自体がworkしておらず、そのため薬剤感受性群と差がないのかもしれません。

MTT assayのposicinとnegaconは取ってるんですかね?
posiconで吸光度はどの程度のものなのか気になるところです。

MTTとapoptosisの結果の解離 削除/引用
No.2010-1 - 2010/02/01 (月) 18:01:33 - むい
いつもお世話になってます。

肺癌細胞に対する抗癌剤の感受性に関する実験を行っています。
薬剤処理後72時間でアネキシンで見るアポ細胞は著明に増えており、見た目でもmedium中に細胞が浮いており、アポっているように見えます。

その薬剤に対する耐性遺伝子を導入した細胞を薬剤処理し、同じ72時間後にアネキシンを見るとアポの細胞はほとんどなく、薬剤に耐性になっていると考えています。

しかし、MTTアッセイで、72時間後の細胞viabilityを見ると、その薬剤のIC50は親株・耐性株ともに同じくらいの数字でした。

こういった解離は『アッセイ方法が違うから薬剤暴露に対するphenotypeが異なることはあってもいいんだろう』という説明でいいんでしょうか?
明らかにアポ細胞の割合が違うのにviabilityで差がないというのは奇異に感じます。どなたか教えて下さい。

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