まず、現在の国の基準では以下のようになっています。
www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/anzen_faq/#2-2
www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/data/anzen/position_07.pdf
具体的には、
1.調節遺伝子およびアクセサリ遺伝子(nef, vif, vpr, vpu) の機能を全て欠損しており、制御遺伝子 (tat, rev) の少なくともいずれか一方の機能を欠損しているもの。
2.構造遺伝子の固有部分を全て欠損するもの(フレームシフトやポイントミューテーションによる機能 欠損を除く)。
3.プロウイルスにおいて LTR のプロモーター活性を持たず、HIV-I の全ゲノムが転写されないもの。
を全て満たせば、クラス2となります。
特に3が分かりにくいので、更に解説があります。
www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/anzen_faq/pdf/q6-7_besshi.pdf
pLKO.1 については詳しくは知りませんが、自己不活性型の LTR を持つ、いわゆる SIN ベクターならばクラス2になると思いますし、そうでない普通の LTR を利用しているならクラス3になります。第2世代と第3世代の違いは gag/pol と rev を同じプラスミドに乗せるか分けるかだと認識してますが、それ自体は上記の基準に影響しません。
以上は個人的見解で、実際に第2世代のベクターを使った事はないので、どのように運用されているかは知りません。 |
|