みなさま誠にありがとうございます。
大腸菌で発現し、できれば将来同じコンストラクトで真核細胞で発現したいので、pQE-Triexpressionのplasmidを中心にやっております。
(できればマップを見ていただきたいところです。キアゲンThe QIAexpressionistを参照してください.page55)
コンストラクトはCAG promoter, T5promoter, lac operator, ribosome binding site, Kozak, Stop codons, termination region、、、その他baculovirus発現用の配列が入ってます。シャインダルガノ配列も入っております。
EGFP, ECFP, EYFP, DsRed, Cherry,,,全てダメでした。(プレートにはIPTGを入れております。)
光源はEGFP用、フィルターはセットなので、最低でもEGFPはうまく行かねば
なりません。ルミノアナライザーはありませんので、励起光が不足かもしれません。
Tsienの最初の論文(PNAS)はpGEXTからリプレッサーをはずし、GFPを入れたものを作り、そこから変異を導入して行ったと理解しております(どのような酵素を用いて、どの配列をどれくらい抜いたか、、、などの詳しい方法は論文には書いてありません)。リプレッサーをはずしてみましたが、XL1blueではダメでした。
そのほか、DsRedを見つけてきたロシアのグループが用いたpQEでも同様の結果でした(FEBS letters)。
過去の経験からligationはそれなりにうまく行っているはずであり、すでに手持ちの数種類のEGFPバリアントで、制限酵素を変えながら、色々試みてます。
クローンテックのEGFP(PT3078-5)はlac promoterですが、IPTGなしでも十分な蛍光です。EGFPに関しては、蛍光測定はきちんとしているはずです。
Westernなど、抗体を用いた検討はまだやっておりません。理由はEGFPによる発色はプレリミナリーなものだからです。将来のタンパクーEGFP発現、その後のスクリーニングなどの展開を考えますと、現段階で蛍光が出ないようでは、”話にならない”状況です。
自作plasmidでうまく行っている方、ぜひplasmid map等、お知らせください。
mmlabo@gmail.com
あてにご連絡ください。共同研究などお願いできればありがたいです。 |
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