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Co-IPの界面活性剤 トピック削除
No.1890-TOPIC - 2010/01/12 (火) 13:49:06 - IP
Co-IPするときのデタージェントはTritonX100, NP-40, Tween20, ジギトニン、デオキシコール酸など、いろいろ見かけますが、どういう風に選んでますか?
膜タンパク質とアダプターのco-IPをしていおり、膜タンパク質が可溶化されるが相互作用はこわれないのを探しています。可溶化の強さに順番が有るのでしょうか?それともケースバイケースでしょうか。

間違って別のスレッドに書き込んでしまったので。。。
 
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(無題) 削除/引用
No.1890-4 - 2010/01/13 (水) 09:25:48 - おお
強さ、形成するミセルの大きさと、ミセルを形成する時の濃度
など様々な要素がありますので一概にどれがいいとは言えません。
強さもタンパク相互作用それぞれで界面活性剤の作用の仕方が
違いますので、単に強い、弱いの尺度でみるのは難しいと思います。

全体的な傾向としてジギトニンはマイルドですのでそこから初めて見ても
いいかもしれません。

あと、界面活性剤の種類、濃度によってはタンパク-抗体の相互作用が
阻害されることがあります。上記にものはたいてい大丈夫そうですが、
デオキシコールサンとかはもしかするとという気がしますね。

(無題) 削除/引用
No.1890-3 - 2010/01/13 (水) 09:22:20 - MP
挙げられている中ではTriton, NP-40, ジギトニンあたりが有力かと思われます。
ただ、Triton, NP-40でも膜蛋白とシグナリング分子の複合体が解離してしまうことはよくあります。ジギトニンのLysis Bufferは調整が面倒という難点があり,あまりお薦めできませんが、弱い会合をみるときには有効かもしれません。挙げられていませんが Brij-96は膜蛋白のcoIPの際に好んで使っていました。ただ可溶化力が弱いのか、たまにIP中に蛋白のアグリゲーションが生じ、ビーズの洗いに困るということがたまにありました。セファロースビーズではなく、磁気ビーズを使用すればその点は問題ないかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.1890-2 - 2010/01/12 (火) 17:54:07 - c

ジギトニンとかTritonとかNP40は複合体には影響は少ないように思います。またデオキシコール酸は複合体の解体を起こす場合があるように思います。

可溶化能と相互作用への影響の程度は両立しにくいと思うので、DSPとかみたいな膜透過性のリバーシブルな架橋剤で架橋してから、強い界面活性剤で可溶化して必要に応じてIPできるくらいまで希釈してIPすればどうでしょうか。

Co-IPの界面活性剤 削除/引用
No.1890-1 - 2010/01/12 (火) 13:49:06 - IP
Co-IPするときのデタージェントはTritonX100, NP-40, Tween20, ジギトニン、デオキシコール酸など、いろいろ見かけますが、どういう風に選んでますか?
膜タンパク質とアダプターのco-IPをしていおり、膜タンパク質が可溶化されるが相互作用はこわれないのを探しています。可溶化の強さに順番が有るのでしょうか?それともケースバイケースでしょうか。

間違って別のスレッドに書き込んでしまったので。。。

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