過酸化水素処理は問題ないですが、きになる場合は高濃度のアジ化ナトリウム(2%)とかでペロキシダーゼを失活させます。その後にbiotin blocking kitを利用すればよいですね。さらにこの場合は2つともウサギ抗体ですから、1回目の抗ウサギ抗体を吸収させるために、2回目のウサギ抗体の前に正常ウサギ血清で1回目の2次抗体をブロックする必要があります。
色の組み合わせですが、
1回目:DAB(茶) 2回目:Ni-DAB(青黒)
1回目:Ni-DAB 2回目:TAPM(ピンク)
1回目:Ni-DAB 2回目:VECTOR NovaRed(赤茶)
を良く行っています。
TAPM法については以下の論文を参考にしてください。
Kaneko T., Caria M. A. and Asanuma H., Information processing within the motor cortex. II. Intracortical connections between neurons receiving somatosensory cortical input and motor output neurons of the cortex. J. Comp. Neurol. 345: 172-184, 1994. |
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