厳しいようですが、考え方、姿勢を見直してはいかがでしょうか。
4年生のあなたの現状で忙しいというのでは、この先どうなるでしょうか。
まして、自分の研究方針を決める「あなただけのこと」を、他人に忙しくて時間がないから教えてください、というのは疑問に感じます。そうやって誰かから与えられたものを頼って研究生活を続けていくのですか?教授が門外漢であろうと関係ありません。研究するのはあなたであり、みんなそれぞれが切磋琢磨していくものなのですから。急がば回れということもあります。
自分が関心を持ったものを追及していくのがベストです。
私達が「これはどうでしょう」と紹介するレビューや書籍は、私達のバイアスがかかります。すでにターゲットとなる膜蛋白質が決まっているならその周辺からレビューを読み、そうでないなら網羅的にレビューを読むのがよいのでは。
学生さんを見ていると、論文を読むだけで満足して手を動かさないことが多く、頭でっかちで自分で実験を組み立てることができなくなる人が見受けられます。まだ4年生なので、実験手技を学び、幅を広げることをしつつ、論文を読みすすめることをお勧めします。
今なら良い方向に進められる、そう思ってあえて強く書かせていただきます。
自分の道、と思えるものをぜひ見つけてください。頑張って。 |
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