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カナマイシンとペニシリン トピック削除
No.1819-TOPIC - 2009/12/25 (金) 10:37:35 - こう
私は肝がん細胞HepG2を培養しています。

培養する際にはペニシリン/ストレプトマイシン含有のDMEMを用いています。

この前新しく細胞を解凍したのですが、その細胞を凍結した人は培地にカナマイシン含有のMEMを用いていたそうです。

ここ最近、使用する培地をカナマイシン含有のMEMからペニシリン含有のDMEMに移行したそうなのです。

それで知らずにカナマイシン含有のMEMで凍結された細胞をペニシリン含有のDMEMで起こしてしまいました…

異なる培地が混ざってしまったのは解凍時のほんのわずかな時間ですが…

この場合って何か影響出てしまうものなのでしょうか?

細胞自体は普通に起きて、普通に育っているのですが…

普段先輩方はMEMで起こして、継代時にDMEMに移行しているようです。
 
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No.1819-7 - 2009/12/26 (土) 00:11:28 - TK−1
> HepG2はHepG2なのですが遺伝子をノックダウンした特殊な細胞なので念のため抗生物質を加えています。
特殊な細胞なら、早いpassageの段階でcryostockをちゃんと作っておくことです。K/Dのselectionのための抗生剤のつもりでしたら、あなたが使っていらっしゃる抗生剤は真核細胞には聞かないので、意味がないです。

> ただ組成の異なる培地、複数の抗生物質を一度に与えると細胞は弱ったり、変化したりするものでしょうか?
するものもあるし、しないものもあります。ESなんかは樹立したときの培養条件にこだわる人もいます。HepG2なら別にどうってことはないような気がします。


> 今のところ、増殖や形態に異常は見られませんし、コンタミもしていないですが…
>
> 基本的なことを聞いてしまって大変恐縮ですが、抗生物質ってあくまで細菌類の除去に用いるものであって、細胞には影響しないはずですよね?
ちゃんと無菌操作をしていれば、抗生物質は要りませんし、潜在的な軽微なコンタミをマスクしてしまう可能性があるので、かえって悪いこともあります。除去というか、おまじないです。Pen/streptoやkanamycin耐性の菌はいっぱいいます。カビにも効きません。試しに自分の指を突っ込んでみてください。

(無題) 削除/引用
No.1819-6 - 2009/12/25 (金) 15:12:17 - ばいや
除去ってのが気になって調べてみたらロシュにもそう書いてあった。
http://roche-biochem.jp/catalog/index.php/product_3.5.3.2.1.1/category_33166.html

除去でいいんですか?
確かに培地交換なんかしたらかなりの確率で除去になるんだろうけど・・・

(無題) 削除/引用
No.1819-5 - 2009/12/25 (金) 13:40:40 - こう
>おおさん

返信ありがとうございます。

そう言っていただけて安心いたしました。

今後ともよろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.1819-4 - 2009/12/25 (金) 13:34:44 - こう
>TK-1さん

返信ありがとうございます。

HepG2はHepG2なのですが遺伝子をノックダウンした特殊な細胞なので念のため抗生物質を加えています。

ただ組成の異なる培地、複数の抗生物質を一度に与えると細胞は弱ったり、変化したりするものでしょうか?

今のところ、増殖や形態に異常は見られませんし、コンタミもしていないですが…

基本的なことを聞いてしまって大変恐縮ですが、抗生物質ってあくまで細菌類の除去に用いるものであって、細胞には影響しないはずですよね?

(無題) 削除/引用
No.1819-3 - 2009/12/25 (金) 13:26:48 - おお
お示しになっているこうせい物質はすべて真核生物のマンマル
の細胞には有効でありません。したがって増殖ということに
ついては問題がないといえます。こうせい物質同市がまざること
にる反応が起こるかどうかは個人的にはしりませんが、
おそらく大丈夫だと思います。実際混ぜて使った
ことあるなぁそういえば。

(無題) 削除/引用
No.1819-2 - 2009/12/25 (金) 12:26:32 - TK−1
コンタミがないのなら、どっちも要らないはずですが。

細胞に寄ってはMEMとDMEMの組成の差に影響されるものもあるでしょうが、HepG2でしょ?

カナマイシンとペニシリン 削除/引用
No.1819-1 - 2009/12/25 (金) 10:37:35 - こう
私は肝がん細胞HepG2を培養しています。

培養する際にはペニシリン/ストレプトマイシン含有のDMEMを用いています。

この前新しく細胞を解凍したのですが、その細胞を凍結した人は培地にカナマイシン含有のMEMを用いていたそうです。

ここ最近、使用する培地をカナマイシン含有のMEMからペニシリン含有のDMEMに移行したそうなのです。

それで知らずにカナマイシン含有のMEMで凍結された細胞をペニシリン含有のDMEMで起こしてしまいました…

異なる培地が混ざってしまったのは解凍時のほんのわずかな時間ですが…

この場合って何か影響出てしまうものなのでしょうか?

細胞自体は普通に起きて、普通に育っているのですが…

普段先輩方はMEMで起こして、継代時にDMEMに移行しているようです。

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