Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

自作コンピテントセルに使う大腸菌 トピック削除
No.1796-TOPIC - 2009/12/21 (月) 18:08:46 - masamune
私の研究室では大腸菌のコンピテントセルにJM109を使っています。

今回、quick changeを使用した際にXL-10なる大腸菌が同梱されていました。
この大腸菌はHte遺伝子が欠損しており形質転換効率がよいのですね。

なぜ自分の研究室がJM109でコンピテントセルを作っていたのだろうか?
他のホストを使えばもっと効率があがるのではないか?

と思いましたので、トピを立てさせていただきました。

皆様の研究室ではどの大腸菌をコンピテントセルとして用いていますか?
自作してらっしゃる方で何でもよいので情報があれば教えてください。

勿論、購入してらっしゃる方の意見もお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.1796-8 - 2009/12/24 (木) 00:35:08 - natsu
>>JM109でうまくいかないコンストラクトも、DH5aではうまくいったこともあるので

僕は逆のケースを体験したことがあります。

(無題) 解決済み 削除/引用
No.1796-7 - 2009/12/23 (水) 15:56:46 - masamune
皆さん、有益な情報ありがとうございました。

;;さん
メーカーが調整したから効率がよいのですね。納得です。

dscさん
DH5αは大きなプラスミド作製に向いているのですか。
情報がありがとうございます。

ザンギさん
これまでJM109で困ったことはそれほどないのですが、効率があがるのなら、と思い質問させていただきました。
やはり慣れたものからは変えたくないですよね。
日本のO/Nは8時間というのは、日本人のせっかちさが感じられます......。

おおさん、パンタさん
2.3株持っているのがいいのですね。
今回の皆さんからのアドバイスを参考にして、JM109に加えてDH5αのコンピテントセルも常備しておこうと思います。

(無題) 削除/引用
No.1796-6 - 2009/12/23 (水) 02:57:29 - パンタ
> dscさん
DH5aはLacIqをもっていないため、IPTG入れなくても青白判定できます。少し色が薄くなる気がしますが。

JM109でうまくいかないコンストラクトも、DH5aではうまくいったこともあるので、いくつかの大腸菌を持っていることは有益だと思います。あれ、なんなんですかね。

(無題) 削除/引用
No.1796-5 - 2009/12/22 (火) 14:03:59 - おお
>[Re:4] ザンギさんは書きました :

> 北米のO/Nは16時間で、日本のO/Nは8時間という説があったりします(笑)

うちのおそいんだよなあぁ、、、、
北米型かなあ、、、、

DH5alphaははやいので好んで使われる方がいるのをしってます。
遺伝子型、やカタログをみると特徴がそれぞれあるのですが、
まじめにそれを使いこなしていろいろ使いこなしているひとは
少ないです。サブクローニングレベルではそんなに大差ないです。
リペテッィブな配列にはここ何年かまえにそれにいい大腸菌
とか売られるようになってきましたが、そういう商品がでるまえに
よく使かわれる株ですでにいろいろな研究室がshRNAようコンストラクトとか
作ってたりしてたわけですから、、、、、

ライブラーレベルになるとちょっと慎重になるかもしれませんが、
それぞれの特徴を確認して、頻度にやる実験にあっているものを
を中心に2、3株持っていれば、たまにある株でうまく行かなくて
ほかの株でうまく行くということもあるので、そんなもんでいいのかなぁって
おもいます。プラスミドのコンストラクトということだけに限れば。

(無題) 削除/引用
No.1796-4 - 2009/12/22 (火) 13:25:16 - ザンギ
必要なCFUが出るなら使い慣れた株から変えたくない心理があります。

いつもより増え方がおかしいとか、コロニーの大きさが揃わないとか。

そういう経験的な資産をリセットしてでも手に入れたい性能の違いが新
しい株になければ、変えないということでしょう。

>ただ、DH5αは増殖が遅く、37℃ O/Nではコロニーが十分な
>大きさに育ってくれないことが多いです(うちのDH5αだけ?)

北米のO/Nは16時間で、日本のO/Nは8時間という説があったりします(笑)

(無題) 削除/引用
No.1796-3 - 2009/12/21 (月) 19:22:04 - dsc
学生時代に所属していたラボではJM83を用いていました。
この株は、今まわりを見回すとあまりメジャーではないようですが、
β-Galのωフラグメントが恒常発現しているようで、
Blue/whiteセレクションにIPTGが不要で便利です。

しかしその頃、知人から「JM83はインサートが勝手に欠損を起こしたりするよ」
といううわさを聞きました。
実際JM83はRecA(-)でないので、それが原因かもしれないということになり、
その後しばらくは、JM109を使用していました。
(RecA(-)のJM系で、NEBから無償で入手できたから)

その後、ターゲティングベクターのように大きなベクターを
頻繁に構築し扱うようになったとき、長いフラグメントが
プラスミドになかなか入らなかったことがあります。
それを知人に相談したところ、
大きなプラスミドにはDH5αが向いていると聞き、
早速DH5αを分けてもらってコンピテントセルを作製し
使用してみたところ、あっさりクローンが取れました。
ただ、DH5αは増殖が遅く、37℃ O/Nではコロニーが十分な
大きさに育ってくれないことが多いです(うちのDH5αだけ?)

JM系の株では一晩で大きなコロニーが得られるので、
それ以来、普通のクローニングにはJM83を、
(私自身や周辺の実験ではそれでトラブルが起きたことがないし、
IPTGなしで済むので、結局元にもどってしまいました)
大きなプラスミドの構築にはDH5αを用いています。

(無題) 削除/引用
No.1796-2 - 2009/12/21 (月) 18:43:08 - ;;
>なぜ自分の研究室がJM109でコンピテントセルを作っていたのだろうか?
他のホストを使えばもっと効率があがるのではないか?

使いやすさとか、一般的なとか
大して意味なくJM109、XL-1Blue、DH5αとかを使っていますが、
理論はどうあれ、自作の場合、大腸菌の種類によって効率は大きく変わりません。

>XL-10なる大腸菌が同梱されていました。
この大腸菌はHte遺伝子が欠損しており形質転換効率がよいのですね。

個人的には、大腸菌の種類よりも、メーカーが調整したものが効率がいいと思います。
XL-10だから効率がいいとかよりも、単純にメーカーが調整したものだから
効率がいいのだと。

自作コンピテントセルに使う大腸菌 削除/引用
No.1796-1 - 2009/12/21 (月) 18:08:46 - masamune
私の研究室では大腸菌のコンピテントセルにJM109を使っています。

今回、quick changeを使用した際にXL-10なる大腸菌が同梱されていました。
この大腸菌はHte遺伝子が欠損しており形質転換効率がよいのですね。

なぜ自分の研究室がJM109でコンピテントセルを作っていたのだろうか?
他のホストを使えばもっと効率があがるのではないか?

と思いましたので、トピを立てさせていただきました。

皆様の研究室ではどの大腸菌をコンピテントセルとして用いていますか?
自作してらっしゃる方で何でもよいので情報があれば教えてください。

勿論、購入してらっしゃる方の意見もお願いします。

8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を