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ファージのグリセロールストック トピック削除
No.1755-TOPIC - 2009/12/12 (土) 16:41:25 - jun
現在、実験でファージを扱っているのですが、全くの初心者です。
周りにファージを扱っている人もいないため、こちらで質問させて頂くことにしました。

ライブラリーの中から、あるターゲットに対して結合するファージを単離して、これからしばらくアッセイを行なっていきたいと考えているのですが、ファージの保存はどのようにしたらよいのでしょうか?

添付文書には、4℃で数週間保存可能と書かれてあるのですが、何カ月もするとやはりtiterが落ちてしまうのでしょうか?
その場合は新たに大腸菌に感染させて増やせばよいのでしょうか。


それともグリセロールストックを作った方が無難なのでしょうか?
グリセロールストックにした場合は、アッセイに用いる際には、どのように扱ったらよいのでしょうか?



基本的な質問ばかりで申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。
 
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No.1755-5 - 2009/12/14 (月) 14:59:07 - ats
”Phage Display A Laboratory Manual”だと、M13系のphageですね。
基本的にどのphageも丈夫ですが、phageと言ってもいろいろあるので、質問する場合は種類を指定してください。
培養上清中のM13 phageは、コンタミを防ぐためにfilter滅菌しておけば、感染性のある状態で長期4℃保存できます。5年くらい前に調製したM13KO7のtiterがほとんど落ちていなくてびっくりした経験があります。
しかし、phage displayの場合は注意が必要です。
大腸菌への感染性は(たいてい)長持ちしますが、提示しているpeptideやタンパクによって(分解酵素の影響か?)調製直後と性質が変化することがあります。質問者の場合、結合活性が保存中に低下する可能性があります。
「50%グリセロールで-18℃」保存は、凍結させない方法です。私は凍結融解で多少力価が低下しますが、10%(-30%)glycerol添加で-80C保存を好んで使っています。

(無題) 削除/引用
No.1755-4 - 2009/12/14 (月) 10:30:50 - jun
>ecoliさん
ご回答ありがとうございます。
4℃で3年!意外といけるんですね(笑)
Phage Display A Laboratory Manualを参考にしているのですが、ファージストックの長期保存には、50%グリセロールで-18℃保存の方法が書かれてありました。

>Pumpkinさん
ご回答ありがとうございます。
DMSOで保存することもできるのですね。
でもIsolated cloneでの保存を考えているので、titerが落ちても再び感染させればよさそうですね。ありがとうございます!

(無題) 削除/引用
No.1755-3 - 2009/12/13 (日) 08:38:24 - Pumpkin
長期保管を考えるなら、ファージは7-10%DMSO入りで−80℃保存すればいいと思います。Isolated cloneなら、再び感染させて使えば問題ないでしょう。

(無題) 削除/引用
No.1755-2 - 2009/12/13 (日) 05:17:00 - ecoli
P1とλを主に使っていますが、
ファージは4℃保存にしています。
ファージ回収時にクロロホルムを使っていると
思うので、コンタミもしないです。
3年4℃放置したファージでもtiterは落ちますが、
普通に使っています。
効率が悪いと感じた時は、
プレートで感染しなおして取り直しています。

ファージってグリセロールストックできるんですか?

ファージのグリセロールストック 削除/引用
No.1755-1 - 2009/12/12 (土) 16:41:25 - jun
現在、実験でファージを扱っているのですが、全くの初心者です。
周りにファージを扱っている人もいないため、こちらで質問させて頂くことにしました。

ライブラリーの中から、あるターゲットに対して結合するファージを単離して、これからしばらくアッセイを行なっていきたいと考えているのですが、ファージの保存はどのようにしたらよいのでしょうか?

添付文書には、4℃で数週間保存可能と書かれてあるのですが、何カ月もするとやはりtiterが落ちてしまうのでしょうか?
その場合は新たに大腸菌に感染させて増やせばよいのでしょうか。


それともグリセロールストックを作った方が無難なのでしょうか?
グリセロールストックにした場合は、アッセイに用いる際には、どのように扱ったらよいのでしょうか?



基本的な質問ばかりで申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

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