表題について非常に困っており、みなさまのアドバイスを頂戴したく、投稿しました。
現在、抗体(mouse IgG3)のRI標識反応のために、0.1M borate buf.(pH8.5)へのbuffer交換を、Amiconによる限外ろ過にて行っています。(以下は簡単な方法です)
Protein Aカラムにて抗体(150ug程度)を精製(抗体溶出はpH4 citrateにて。溶出後、すぐに中和しています)
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Amicon(30k,4mL)上部に中和後の精製抗体溶液+borate buf.(pH8.5)を加え、遠心(4℃、3500rpm、15min)
↓
Amicon上部に残っている溶液を抗体溶液とする
しかし、抗体溶液とborate buf.を混ぜた時点で抗体の凝集体と思しきもの(
白い不溶性?のもの)が若干見られ、遠心後で溶液がAmicon下部に落ちにくく、また、タンパク量が充分に回収できていない、という状況なのです。
今のところ
@borate bufを0.2um filterでろ過し直し、ゴミ等を除去
Abuffer交換に用いるbufferのpHを、徐々に8.5へと近づけていく(Amicon限外ろ過1回目でpH8.0、2回目でpH8.2、のように)
といった方法を試してみたのですが、
@効果なし、ApH8.5にした時点で、結局ダメ
といった感じでした。
何か改善点等あれば教えてください。お願いします。 |
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