>[Re:5] 勉強不足さんは書きました :
> おおさま bostonさまアドバイスありがとうございます。
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> 私の書き方がいけませんでした、申し訳ありません。
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> 実は細胞をトリプシンでdishから剥がしてPBSで洗った後、その大量のcell pelletに1 % Triton X 100を加えて、しばらくon iceにして、細胞膜を溶かすことを試みていたのですが、脱核のため強めに遠心すると、細胞が溶けていなかったのか、そっくりそのまま1 ml分のpelletができました。
1mlのペレットということは10cmのディッシュで30枚とか100枚くらいのスケールですよね、、、
バッファーは30mlとか必要な気がしますけど、、、、
実際はどれくらいのバッファーを使ったのでしょうか?
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> その上清はとても澄んでいて、とても細胞内タンパクが出てきたとは思えません。
かようかしたタンパクは水に解けているからすんでいます。
1%TRITONでは核マトリクスを溶かすことができないので、
かなりの核が(核膜はようかいしているでしょうけど)ペレットが落ちてきます。
高い塩濃度をつかうと、クロマチンなども解離しますので
結構核内のたんぱく質も溶出してきます(核だけではないとおもいますが)。
hypotonicで処理しても見かけ的にはいっしょですよ。TRITON入れたよりも
でてくるタンパクがすくないとおもいます。
トリプシン処理ごは血清などで活性を中和しているでしょうか?
そうしないと処理によっては結構タンパクは分解されています
(本題と関係ないですけど)。
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> そこで、1 % TritonXに入ったそのpelletをsonicationなどをすると細胞内タンパクが出てきたのか上清が濁りました。
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> 試しに、もう一度生きている細胞をトリプシンで剥がし、トリプシンを中和した後、PBSでpelletで洗って、そのpelletに[水]を加えたところ、低張のため、速やかに細胞はパンクしました。
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> このような簡便な方法があるのなか、これで精製まで持って行けないかと考えています。
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> おおさんがお示しになられたbuffer組成と、水とでは全く異なりますが、なぜ、水ではいけないのか教えていただけませんでしょうか?
バッファーの基本的なコンセプトを思い出してください。
それ以外は
カリウムはこの方法は核を取り出すのにもつかわれ、
カリウムのほうが核にやさしいからです。
DTTはアクシデンタルなSHの酸化によるアグリゲーション
などを防いだリします。 |
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