いつもお世話になってます。
いま、カドミウムを加えた培地で酵母のスクリーニングを行っています。
重金属に感受性になるはずのKO体を用いてスクリーニングをかけてみたのですが、WTと感受性が全く変わらないという結果が出ました。
同じようなスクリーニングを行うとかなりセンシティブになるという論文はあります。
論文と異なる点としては、菌株が違う(しかし栄養要求性などは同じだから似たような株?)位だと思います。
ちなみに、おなじKO酵母を用いてヒ素を加えた培地でスクリーニングを行うとかなり感受性になったので、遺伝子のKOがうまくいっていないわけではなさそうです。
こういった場合、感受性とならない理由としてはどういったものが考えられるのでしょうか・・・。
皆さんの意見を聞かせてください。
お願いします。
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菌株:W303-1A
KO遺伝子:YCF1(キレータータンパク−重金属複合体の液胞への輸送に関わる)
使用した試薬:CdSO4 , CdCl2 どちらを使っても同じような結果。
使用した培地:-ura培地、炭素源はガラクトース
酵母にはURA3を含むプラスミド(pYES)が導入されています。 |
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