浮遊系細胞のtransfectionにはNucleofectorがお薦め。
ただ、siRNAの量やエレポ時のプログラムを調整する必要がある。
あとコストパフォーマンスもよろしくない。
それでもNucleofectorがいいのは、通常のエレポでも入りにくい細胞でも核膜内までsiRNAやplasmidを放り込んでくれる(あくまで比較的)。Lipofectamineでは細胞膜表面にベタベタとくっつくところまではいいがその後の取り込みが上手くいかない。。。
Nucleofectorは特性上、siRNA導入はもちろん、stable cellの作成にも効果が高い(あくまで比較的)。
と、amaxa(今はLONZAか)のまわし者のようないいようだが、実際に白血病やリンパ腫細胞株で効果は良かった。てか、これ以外では正直結果を出すのに時間がかかり過ぎるし、十分なデータが得られない。
しかし研究資金があるうちは良いが、無いときに導入試薬だけで一回2-3千円はかなりきついので、Lipofectamineで出来るならそれに越したことはない。
まぁ経験上、データ取りにいざ扱う時に限ってLipofectamineでは入らない細胞だったりすることが多いが。。。
そんな時は諦めて通常エレポに切り替えて条件検討からコツコツやるしかない。。。 |
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