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増殖期とコンフルエント時における細胞の性質のちがい トピック削除
No.1664-TOPIC - 2009/12/01 (火) 22:23:09 - さえ
はじめて相談します。よろしくお願いします。
増殖期とコンフルエント時における細胞の性質のちがいについて質問
させて下さい。
現在私は、歯根膜細胞にとあるタンパクを加えて細胞の変化及び産生
されるタンパクをみているのですが、このとあるタンパクを添加するとMMP
が強く発現することがわかりました。これによりこのタンパクを添加すると
骨が吸収される方向にすすむことが考えられます。
しかし以前私が行っていた実験では、このタンパクを添加することでALP活性は
上昇しアリザリンレッド染色などでも石灰化の亢進が起こっていることが確認されました。
前者では細胞は細胞増殖期のものを用いており(5〜60パーセントコンフルエント
)、後者では完全にコンフルエントの状態で行なっていました。
かたや石灰化抑制の方向、かたや促進の方向。もちろん添加している
タンパクは同一のものですし、メディウムも同一、血清などもロットは同じですすので、細胞の性質が変わったために起きた変化と捉えてもいいのかと
考えているのですが、コンフルエントとコンフルエントになる前の細胞で
ここまでの変化は起こりうるのでしょうか?

御回答よろしくおねがい致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.1664-6 - 2009/12/05 (土) 11:02:44 - おお
そういえばC2C12とか、培養して筋肉に分化させる時
コンフルの状態のほうが分化しやすいと聞いたことが
あります。

ありがとうございます 削除/引用
No.1664-5 - 2009/12/04 (金) 16:10:38 - さえ
みなさまありがとうございます。

ご回答をもとにいくつかの資料を検索してみましたが、コンフルエントの有無で細胞はかなり性質を異にするのですね。

ご意見を参考にして、みなさまのご回答に出てきたキーワードをもとに
さらに文献等検索してみます。
また自分の実験も進めたいと思います。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.1664-4 - 2009/12/02 (水) 21:41:26 - c
十分起こり得ると思います。増殖中と増殖停止では細胞内で起きていることはかなり異なることも少なくないと思います。またそうしたことを見つけるために、増殖期とコンフルエントになったものの各ステージそれぞれで調べている論文も時折見ます。増殖期は細胞は出来るだけ均一に撒いた方がいいです。偏りが大きいとあると、あと全体としては増殖期でもコロニアルグロースしている集団の真ん中あたりはコンフルエントのような状態になって長くおかれるので。

(無題) 削除/引用
No.1664-3 - 2009/12/02 (水) 12:51:59 - himawari
扱っている細胞は同じじゃないですよね。
それとも同じ細胞でしょうか。

RANKLとかオステオカルシン、オステオプロテグリンなどを
添加しているのなら、細胞の種類によってそのような
応答を当方で確認しています。

(無題) 削除/引用
No.1664-2 - 2009/12/02 (水) 02:42:05 - おお
詳細は書いていると切りがないので、キーワードを
置いときます。

コンタクトインヒビッション
細胞増殖
分化

面白い現象だと思います。再現性があるのなら両者での
比較は何らかの成果にはなる様な気がします。

増殖期とコンフルエント時における細胞の性質のちがい 削除/引用
No.1664-1 - 2009/12/01 (火) 22:23:09 - さえ
はじめて相談します。よろしくお願いします。
増殖期とコンフルエント時における細胞の性質のちがいについて質問
させて下さい。
現在私は、歯根膜細胞にとあるタンパクを加えて細胞の変化及び産生
されるタンパクをみているのですが、このとあるタンパクを添加するとMMP
が強く発現することがわかりました。これによりこのタンパクを添加すると
骨が吸収される方向にすすむことが考えられます。
しかし以前私が行っていた実験では、このタンパクを添加することでALP活性は
上昇しアリザリンレッド染色などでも石灰化の亢進が起こっていることが確認されました。
前者では細胞は細胞増殖期のものを用いており(5〜60パーセントコンフルエント
)、後者では完全にコンフルエントの状態で行なっていました。
かたや石灰化抑制の方向、かたや促進の方向。もちろん添加している
タンパクは同一のものですし、メディウムも同一、血清などもロットは同じですすので、細胞の性質が変わったために起きた変化と捉えてもいいのかと
考えているのですが、コンフルエントとコンフルエントになる前の細胞で
ここまでの変化は起こりうるのでしょうか?

御回答よろしくおねがい致します。

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