私が低温で蛋白質を発現させる時は18度で行っています。一般的に
この温度が大腸菌が増殖できなくなる温度と言われているからです。
16度というのも見たことあります。この辺りの1-2度が蛋白質発現に
どれぐらい影響するかはわかりません。発現時間ですが知り合いで
最長一週間発現させているのを見たことがあります(実験の事情で
M9最小培地だったと思います)。この辺りはそれぞれの発現系
や条件により大きく異なるでしょうから一つ一つ条件検討する
しかないですね。中年さんがおっしゃるようにIPTGの分解はそれほど
起こらないと思いますが一週間の様な長時間の発現を行う場合は
何処かのタイミングで再度加える必要があるかもしれません。
これも条件検討の対象かと思います。 |
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