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液相IEF トピック削除
No.165-TOPIC - 2009/03/10 (火) 17:35:54 - ROT
いつもこちらを拝見し、勉強させて頂いております。
この度 液相等電点電気移動を実施することになったので
装置の説明書を読んだりして取り組んでいるのですが、
液相でアンフォライトによってどのように等電点が
維持されるのかよく理解できません。
IPGゲルなどの固相化ゲルでのpH勾配が出来るのは
なんとなく理解できるのですが。
液相の場合が カタログなどを調べてみてもよくわかりません。
基本的な質問で申し訳ないかと思いましたが
ご存じの方がいらっしゃいましたら ご教授よろしくお願い致します。
 
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No.165-7 - 2009/03/20 (金) 22:30:29 - IP
IEFに限らずゲル電気泳動だとどうしてもゲルからの回収率が低くなるし、そのため少しでも回収率を上げるために強い界面活性剤とか有機溶媒とか酸など極端なpHとかを使うことになり、これはこれで蛋白質の活性を維持したい実験には合わないです。そういうことを考えると液相のIEFもまだまだけっして捨てたものではないです。私のときはラボに長く放置されてた旧式のガラス製の大きな装置だったのですが、そのときは分画はテフロンの管いれて一番下からペリスタポンプで出した記憶があります。濃度勾配ができてるのでそんなに簡単には混ざらないので結構ちゃん分取できました。
あと長時間に渡りかなり高電圧をかけるので、もしも旧式の大きな装置を使うならば特に、感電事故には十分注意して下さい。蛋白質酵素の基礎実験法(南江堂)(旧版)に詳しい原理、使用法や実際の実験例が出てたのですごく役立ちました。ただ改訂された新版にも載ってるかどうかわかりません。

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No.165-6 - 2009/03/19 (木) 18:24:50 - ROT
IPさん ご教授ありがとうございます。
固相化ゲルではうまく捕らえられないので
液相IEFがあることを知り 使用することになりました。
その際に調べていて、もとは液相が先に用いられていたことを知りました。
まだまだ不勉強なので 頑張ります。

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No.165-5 - 2009/03/18 (水) 15:29:04 - IP
学部学生のとき蛋白質を分取する目的でにたようなことをしました。ヴェスターバーグとなんとかの等電点電気泳動とかいう方法がもとではなかったかとおもうのですが?そのときはシュークロースかグリセロールの濃度勾配を作ってそのなかにアンフォラインと蛋白質を混ぜて通電しました。アンフォラインによる等電点とシュークロースorグリセロールによる密度の勾配ができていているので分離された蛋白質は通電を止めても容易には拡散しないと習いました。アンフォラインは通電により各成分は溶液内を移動して比較的短時間のうちにpH勾配を形成します。それに遅れて蛋白質は時間をかけてそれぞれの等電点のところまでゆっくり動いていき、それぞれの等電点のところで濃縮されていくのだとおもいます。よってこうしたpH勾配形成や等電点への濃縮自体にはゲルのような固相は必要ないと思います。

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No.165-4 - 2009/03/17 (火) 16:57:40 - ROT
ザンギさん、Google様の御託宣さんご教授ありがとうございます。
確認が本日で 御礼が遅くなり失礼致しました。
固相化されたものは何となく留まるイメージが湧きやすいのですが
電場で維持されているとはいえ、液体の溶質をその場に留められるのが
不思議でした。
紹介して頂いたページも参考に さらに勉強させて頂きます。

(無題) 削除/引用
No.165-3 - 2009/03/10 (火) 18:40:46 - Google様の御託宣
web.sapmed.ac.jp/bme/view/2Dsono1.ppt

(無題) 削除/引用
No.165-2 - 2009/03/10 (火) 18:29:12 - ザンギ
僕もよく理解してませんが、液相であれゲルのような半固相であれ電場によって維持されることは同じです。
液相の場合には温度差などによる液体の対流が撹乱因子になるので、対策が施されているようですね。

液相IEF 削除/引用
No.165-1 - 2009/03/10 (火) 17:35:54 - ROT
いつもこちらを拝見し、勉強させて頂いております。
この度 液相等電点電気移動を実施することになったので
装置の説明書を読んだりして取り組んでいるのですが、
液相でアンフォライトによってどのように等電点が
維持されるのかよく理解できません。
IPGゲルなどの固相化ゲルでのpH勾配が出来るのは
なんとなく理解できるのですが。
液相の場合が カタログなどを調べてみてもよくわかりません。
基本的な質問で申し訳ないかと思いましたが
ご存じの方がいらっしゃいましたら ご教授よろしくお願い致します。

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