現在、私はTNFaで血管内皮細胞を刺激し、血管内皮細胞の膜に発現するICAM1の発現をウエスタンブロッティングで確認しております。
実験は24wellプレートで細胞を培養し、TNFa(10ng/ml/well)をそれぞれのwellに添加して24時間反応させています。
しかし、24時間もTNFaで刺激すると細胞が部分的にアポトーシスが起きて各wellごとに細胞の回収量がバラついてしまっています。
PCRの時はRNAを抽出後にトータルRNAの量を測定して各wellごとのRNAを同じ量に調整して逆転写していたので細胞量がバラついても問題なかったのですが、タンパク定量ではSDSが邪魔でどうやらうまくタンパク量を定量できないようです。
何かうまい方法はないでしょうか?
また、現在のところはTNFaの刺激時間を短縮することを考えているのですが、24時間経たないとICAM1は発現しないのでしょうか?
4時間ではダメでしょうか?論文では6時間でもいけそうなのですが、他の研究者の方々はやはりタンパク質の発現は24時間待った方が良いと言われました。
宜しくお願いします。 |
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