>SH基をトラップするアフィニティーカラム
とは、SH化合物を除去する目的で使用されるのですね。
アミノヘキシルセファロースに直接MBSでも良いような気もしますが、「手持ちの試薬」の都合でしたら、それも結構かもしれません。
いずれにしても、MBSが難溶性ですから、MBSカップリングの後でfreeのMBSを取り除く必要がありそうです。マレイミド基を殺さないままでの洗浄条件が、少し不安です。
この担体だと、還元型のSH化合物しかトラップできないはずですが、その点はよろしいのでしょうか?
既にご承知かもしれませんが、SH化合物を対象にしたaffinity chromatographyには、チオールセファロースやチオプロピルセファロースを用いたコバレントクロマトグラフィーがあります。チオールペプチドを精製する時などに利用できると言っております。GEあたりで調べてみられると何か出てくるかもしれません。 |
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