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pTrc99A発現誘導+タンパク質抽出 トピック削除
No.1472-TOPIC - 2009/11/03 (火) 14:38:08 - KKS
現在SOD活性を吸光度で測定するため、以下の手順で実験を進めています。

1:大腸菌発現ベクターpTrc99Aに他菌のSOD遺伝子を組換え、大腸菌に形質転換して37℃培養し、集菌して生理食塩水に溶解。

2:ソニケータを用いて細胞破砕を行い、上澄を回収

3:回収した上澄を用いてSOD活性測定キットを用いて測定


なのですが、pTrc99Aの発現誘導には、培養温度を変える必要があるのは何故ですか?GTS融合蛋白質の発現プロトコルには『37℃のpreculter後、OD600=0.4〜0.5まで再培養し、その後にITPGを入れて30℃で数時間培養する』とあります。また、『各タンパク質により培養温度などの条件は異なる』とあるだけで終わっており、その条件はどのようにして調べれば良いのでしょうか?

粗末な質問で申し訳有りませんが、宜しくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.1472-2 - 2009/11/03 (火) 19:10:00 - eco
培養温度を変える理由について、詳細はよくわかりませんが、参考にされているタンパク質の場合、pTrc99Aのtrcプロモータで強力に発現させるとインクルージョンボディーを形成して、不溶性になるのかもしれません。
そのような場合、「可溶性の」目的タンパク質の収量増加を期待して、低温培養などでわざと発現量を抑え、インクルージョンボディーの形成自体を抑えたり、インクルージョンボディーに回収される割合を減らすための工夫をすることがよくあります。

『各タンパク質により培養温度などの条件は異なる』の一文は文字通りで、発現させるたんぱく質に最適な培養温度やIPTG濃度、菌株は異なるのが一般的ですので、その条件は自ら様々な条件を設定してトライ&エラーで決定するよりほかありません。

pTrc99A発現誘導+タンパク質抽出 削除/引用
No.1472-1 - 2009/11/03 (火) 14:38:08 - KKS
現在SOD活性を吸光度で測定するため、以下の手順で実験を進めています。

1:大腸菌発現ベクターpTrc99Aに他菌のSOD遺伝子を組換え、大腸菌に形質転換して37℃培養し、集菌して生理食塩水に溶解。

2:ソニケータを用いて細胞破砕を行い、上澄を回収

3:回収した上澄を用いてSOD活性測定キットを用いて測定


なのですが、pTrc99Aの発現誘導には、培養温度を変える必要があるのは何故ですか?GTS融合蛋白質の発現プロトコルには『37℃のpreculter後、OD600=0.4〜0.5まで再培養し、その後にITPGを入れて30℃で数時間培養する』とあります。また、『各タンパク質により培養温度などの条件は異なる』とあるだけで終わっており、その条件はどのようにして調べれば良いのでしょうか?

粗末な質問で申し訳有りませんが、宜しくお願いします。

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