60℃でハイブリとは、ISHにしてはずいぶん高いですね。フォルムアミドを入れない系でしょうか。ISHの場合、温度が高いと、morphologyその他を損なう可能性があります。温度が高すぎて、アニールが起こりにくくなっているのかもしれませんし。50%フォルムアミド入りのハイブリバッファーにして、42-50℃くらいでハイブリしてみたらどでしょうか。
どのようなプローブか(RNA, DNA, oligo...)、バッファー組成やpHはどうなっているか、もうすこし条件がわかればいいと思いますが。
私は、スライドに貼り付けた切片や染色体標本は、パラフィルムを乗せて、水でぬらしたキムタオルと一緒にタッパーに入れてハイブリしてました。フォルムアミド入りのハイブリバッファーのせいか、ほどよく伸びてぴったり密着していましたが。吸湿などでハイブリバッファーの組成を変えないためには、水ではなくてハイブリバッファーで加湿したほうがいいのかもしれません。 |
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