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EDTAとEDTA・Na トピック削除
No.1437-TOPIC - 2009/10/29 (木) 11:34:23 - ごま
いつもお世話になっております。

SDSを用いたDNA抽出を行おうと思っています。それを行う試薬の一つとして平衡化した中性フェノールが
必要になるのですが、そのフェノールを作るのにEDTA・NAが必要になります。

このEDTAについてなのですが、通常のEDTAとEDTA・NAとでは作り方にどのような違いがあるのでしょうか。キレート作用にも差はでるのでしょうか。
通常のEDTA(0.5M ph8)は用意してあるのですが、EDTA・NAの作り方がわかりません。ご存知の方がいらしたら教えてください。よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.1437-12 - 2009/10/29 (木) 16:26:19 - ごま
皆様

ご丁寧にどうもありがとうございます。

もう少し化学を勉強します。一応理解したつもりですし、更に勉強します。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.1437-11 - 2009/10/29 (木) 16:10:43 - AP
蛇足を加えると
0.5M EDTA (pH8.0)だからといって、free-acid(つまり塩でない単体の)EDTAは0.5 Mで溶けるわけも、それがpH 8になるわけもないわけで、もしNa塩として溶かすのではなければ、ほかになにか選択肢があるんですか、KOHですか、LiOHですかっていう話です。

(無題) 削除/引用
No.1437-10 - 2009/10/29 (木) 16:00:31 - AP
>するに本のプロトコルに0.5M EDTA・Na(pH8.0)と書いてあっても、0.5M EDTA (pH8.0)と書いてあっても

0.5M EDTA (pH8.0)は、先にも書いたように単にEDTAと書いてあったら、(
二)Na塩溶液でありNaOHでpH 8.0にしたものです。
0.5M EDTA・Na(pH8.0)のように、Naがついているのはそれを明示的に書いてあるだけでしょう。特殊な用途では、EDTAのカリウム塩, マグネシウム塩、ect..やもちろんfree-acidも使われ、そう言う場合は混乱がないようにEDTA・Kなどど明示しなければいけないわけで、それをNa塩にも適用したというだけなんじゃないですか。

(無題) 削除/引用
No.1437-9 - 2009/10/29 (木) 15:50:48 - 中年
> 要するに本のプロトコルに0.5M EDTA・Na(pH8.0)と書いてあっても、0.5M EDTA (pH8.0)と書いてあっても
> 使用時のpHが同じであればEDTAとしての性能は同じで、前者後者を個別に作る必要はない(というか、この発想自体が間違っている)ということでしょうか。

えーと、微妙に違います。そもそもEDTAが何の頭文字だかご存じですか?

EDTAは酸なので、pH 8.0の水溶液にするためには塩基を加える必要があります(そもそも、そうしないと0.5 Mも溶けません)。ですから、0.5M EDTA (pH8.0)というのは省略表現で、もちろんそこには塩基を加えてあるわけです。用いる塩基はDNA仕事の場合は通常NaOHを使うことが多いですが、あべちゃんさんの仰るようにKOHのこともあります。

(無題) 削除/引用
No.1437-8 - 2009/10/29 (木) 14:51:47 - あべちゃん
>[Re:6] ごまさんは書きました :

> 要するに本のプロトコルに0.5M EDTA・Na(pH8.0)と書いてあっても、0.5M EDTA (pH8.0)と書いてあっても
> 使用時のpHが同じであればEDTAとしての性能は同じで、前者後者を個別に作る必要はない(というか、この発想自体が間違っている)ということでしょうか。

あえて違いを言うならば、
EDTA/Naなら、NaOHで
EDTA (pH8.0)なら、NaOHなのかなぁ?KOHでもよいのかなぁ?という具合。

私の実験でイオンチャネル実験ではNaは困るので、KOHでした。絶対に、K指定なら
EDTA/K (pH8.0)って書くんじゃないですかね。

(無題) 削除/引用
No.1437-7 - 2009/10/29 (木) 14:49:00 - う
例えば、
塩化カルシウムには2水和物、4水和物、6水和物がありますが、
塩化カルシウム水溶液を作れと言われた時、

塩化カルシウム2水和物水溶液
塩化カルシウム4水和物水溶液
塩化カルシウム6水和物水溶液

といいますか?

同じモル濃度の溶液を作るときは
粉の量や水の量が変わるだけだ、

というのと同じ。

(無題) 削除/引用
No.1437-6 - 2009/10/29 (木) 14:20:52 - ごま
中年様、おお様、AP様

どうもありがとうございます。

中年様の
>EDTA・Naはどの位の濃度で加えるというレシピになっていますか?

は、0.5M EDTA・NA(pH8.0)と書いてあります。

要するに本のプロトコルに0.5M EDTA・Na(pH8.0)と書いてあっても、0.5M EDTA (pH8.0)と書いてあっても
使用時のpHが同じであればEDTAとしての性能は同じで、前者後者を個別に作る必要はない(というか、この発想自体が間違っている)ということでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1437-5 - 2009/10/29 (木) 13:17:14 - AP
EDTAは二ナトリウム塩の水和物として供給されるのがふつうで、特に断りがなければこれを使います。中和塩にしていないfree-acidのEDTAや三ナトリウム塩や四ナトリウム塩もありますが、製法上の難しさやコストの問題からか、二ナトリウム塩より高価になっていると思います。

二ナトリウム塩ですらかなりの酸性を示し、NaOHでpHをあげながらでなければ溶けきりません。水にEDTAをぶち込んでスターラーで撹拌しつつ、pHメーターで測定しながら固形のNaOHや高濃度のNaOH水溶液を加えていって溶解し、最終的にpH 8.0に調整します。三ナトリウム塩はより少ないNaOHですむでしょうし、free-acidはより多くのNaOHが必要になるでしょうけれど、最終的には同じ成分(Na濃度)になると思います。

(無題) 削除/引用
No.1437-4 - 2009/10/29 (木) 12:31:43 - おお
EDTAをNaOHで中和してpH8にするのと、EDTA2NaをNaOHでpHを8に合わせたのを
比べてみましょう。さすがにEDTA4NaはつかったことないからpHはしれませんけど(若干アルカリであるとは思いますけど、、、)

(無題) 削除/引用
No.1437-3 - 2009/10/29 (木) 12:08:55 - う
落ち着いて基本から勉強した方が良いように思います。

(無題) 削除/引用
No.1437-2 - 2009/10/29 (木) 11:41:41 - 中年
えーと、EDTA(0.5M pH8)を作るときにしこたまNaOHを加えておられると思いますが。

平衡化フェノールを作るなら通常はTrisなどでpHを調整することになると思います。EDTA・Naはどの位の濃度で加えるというレシピになっていますか?

EDTAとEDTA・Na 削除/引用
No.1437-1 - 2009/10/29 (木) 11:34:23 - ごま
いつもお世話になっております。

SDSを用いたDNA抽出を行おうと思っています。それを行う試薬の一つとして平衡化した中性フェノールが
必要になるのですが、そのフェノールを作るのにEDTA・NAが必要になります。

このEDTAについてなのですが、通常のEDTAとEDTA・NAとでは作り方にどのような違いがあるのでしょうか。キレート作用にも差はでるのでしょうか。
通常のEDTA(0.5M ph8)は用意してあるのですが、EDTA・NAの作り方がわかりません。ご存知の方がいらしたら教えてください。よろしくお願いいたします。

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