細菌の細胞構成成分を分析しています。
乾燥菌体からエーテル抽出・クロロホルムーメタノール抽出を行い、脂質を分画し、二次元TLCで分析しようとしましたがうまく検出できません。
1)クロロホルム:メタノール=2:1の溶媒で抽出・乾固した脂質を再溶解したところ、白濁してしまいました。
静置しておくと、黄色い粘性のある下層と透明な上層に分離しています。
これはどういう状態なのでしょうか?
コントロールとして用いている標準脂質(DPG、PG等)は、やや黄色の透明な液体です。
抽出した試料をなんとか分析したいのですが、どうしたらいいでしょうか?
2)また、上記サンプルを二次元TLC、硫酸にて一般脂質を検出すると、予想していた主要脂質(DPG,PE,PG)のスポットがほとんど検出できませんでした。代わりに薄層プレートの端の方まで移動するスポットが強く検出されました。これは、不純物なのでしょうか? |
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