>[Re:4] あかねさんは書きました :
> UVクロスリンクは可逆的なのかな?
非可逆的と思って良いと思います。
ラジオラベルしたRNAをタンパクと結合させ
UVクロスリンクし、RNAを消化してSDSPAGEで
タンパクがラベルされたかをみる方法があります。
通常のサンプルバッファーを使います。すくなくとも
2-meの還元力では外れません。DTTもたまに使うようですが、
そのときはアクリゲーションが起きた時改善できる
という人がいます。ですので可逆的なものもあるのでしょうけど
そういう物はこの系では期待していないといえるでしょう。
UVクロスリンクのあとIPをし、結合しているRNAを確認するのに
RTをする実験もありますが、タンパクはPK処理で分解して除きます。
簡単に可逆的に外れるならこの作業はあまり必要ないと思えます。
ただフォルムアルデヒドを使ったChipIPの場合でもPK処理は
しますけどね。こちらの方は詳しくないですけど、DTTで可逆的に
はずせるという話は聞いたことがあります。 |
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