単純に考えて、電流値が大きくなっているのならばDNA断片の泳動速度も速くなるはずです。逆に電流値が大きいにもかかわらず泳動速度が著しく遅くなっているのならば、ゲル以外の部分を電流が流れている(ショートしている)可能性があると思います。ハードウェア(またはゲル)に欠陥があるのでは? GeneRapidは使ったことがありませんが、自分でスラブゲルを作製するタイプですよね? 同じタイプのABI PRISM377では、(1)アッパー(陰極側)バッファーチャンバーのゴムパッキンが劣化してバッファーが漏れたとき、(2)サンプルアプライ前のウェル洗浄時にチャンバーから溢れ出たバッファーがゲル板の脇側を伝って漏れていたとき、(3)ゲル作製時にゲル液がゲル板の端側に漏れ出していたときに同じような症状が出ていました。漏れが大きいとエラーで停止していましたが。 |
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