>前回吸引群の吸引前の値と吸引群の各時間結果をpaired-t testで出したのですが、非吸引群も作らなければだめだあ〜とのボスのアドバイスでやり直し実験なのです。
非吸引群でも変化してしまう可能性がありますから、ボスのいうとおりです。わかりません!さんの実験ではどうなっているか存じませんが、あらかじめホルモン値の高い人を選んで実験しているような場合ですと、「平均への回帰」という問題が生じます。また、非吸引群、吸引群への割り付けがランダムであるかどうか、吸引前の値に群間差があるかどうか、というのも重要な問題になります。
例数については、おおさんのおっしゃるとおり、効果の差とばらつきから、十分な検出力を得るためにはどの程度の例数が必要か考える必要があります。
一般的には、2群の例数は揃えておく方が良いです。その方が検出力が高いことが多いですし、パラメトリック検定を使う場合、例数が等しければ分布の歪みや等分散性の崩れの影響を受けにくいです。 |
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