FLAGタグをつけた遺伝子Aをトランスフェクションし、
ガンマチューブリンと共染色後、共焦点顕微鏡で観察しています。
実験条件は、
ガラスボトムディッシュにてMCF-7を培養
4%PFA in PBS 室温15min
PBSで二回洗浄
0.15% Triton/PBS 室温15min
PBSで二回洗浄
3% BSA/PBS 室温30min
PBSで二回洗浄
一次抗体 in 3% BSA/PBS
PBSで二回洗浄
二次抗体 in 3% BSA/PBS
PBSで二回洗浄
マウント
です。
一次抗体には
一回目はmouse anti-FLAG M2 monoclonalとrabbit anti-gamma tubulin polyclonal (sigma)
二回目はmouse anti-gamma tubulin GTU8 monoclonalとrabbit anti-FLAG polyclonal (sigma)
二次抗体には
一回目も二回目も
anti-mouse Alexa488/anti-rabbit Alexa555
観察は
ex488/emBP505-530, ex543/emBP560-615で行っています。
もれなどは問題なさそうです。
一回目も二回目も、ポリクローナル抗体で染めた方が、チューブリンでも
フラッグでも同じように見えています。細胞全体が鮮やかにドットがたくさんみえるのです。あきらかにガンマチューブリンの局在ではないですし、
一回目のフラッグと二回目のフラッグでも明らかに異なります。文献的には
一回目のフラッグの局在があたりっぽいです。
ちなみに二回目のガンマチューブリンもいまいっぽでした。これは細胞のせいかな・・・。
一次抗体抜きのネガコンではほとんどシグナルがでないことから、
二次抗体のノンスペシフィックの線は考えていません。
ポリクロ抗体を使うと細胞全体がぽつぽつとドットに染まるのは
なぜなのでしょうか・・・。方法が決まらず、さきにすすめなくて
かなり厳しい状況です。ご助言いただけませんでしょうか? |
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