私もその辺り専門家ではありませんが例えばある蛋白質が溶液中で
4量体をつくるとします。例えば動的光散乱法(DLS)を使うことに
よって光学的に溶液中の蛋白質の分子量を推定することができます。
予想される4量体の分子量が例えば100kDaなのに500とか1000kDaなどの
値が推定されると何らかの理由により(例えば非特異的な結合で凝集体
をつくったりして)溶液中でより大きな分子として振舞っていると推定
されます。この場合、前者が5で後者が10などの値になるのだと思います。
更に何らかの理由で分子が2量体しか形成できず50kDaとなれば0.5という
値が出てきてもおかしくはありません。通常は単分子を扱うことが多いので
1以下になることはないはずですが。もし私の解釈が間違っているなら
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