みなさまおはようございます。
また多くの経験に基づいたアドバイスありがとうございます。
1 % Triton X-100での可溶化だけでなくsonicationを行ったことがまずかったようですね。
もう少し当時の状況を詳しく書きます。
10 cm dish confluentになったもの10枚からPBSで一度洗った細胞を回収して、遠心してpelletにしますと15 ml tubeで0.5-1.0 cm高のpelletができました。(かなり大量だと思います。)
そこに5 mlの1% Triton X-100を含むPBSでresuspendさせ、on ice, 15 min放置します。
(十分に細胞膜が溶けたことを期待して)その後、lysateをeppenに小分けして、脱核や脱debrisの目的で15, 000 rpm, 10 min, 4℃での遠心を行いました。
ところが思いのほか、それにより作られるpelletが大きく、十分に可溶化できていないのだろうと推察しました。
そこでそれをそのままsonicationにかけたんです。
その後、同条件で遠心するとpelletは随分少なくなり黒っぽいpelletが少しできましたので、それを除いた上清をカラムにapplyしたんです。
おそらく私のいけない点、もしくは改善すべき点は細胞の破壊の点ですね。
通常は1 % Troton X-100で細胞をresuspendさせても十分に破壊できないのであれば、みなさまはどのような破壊方法をとられますでしょうか?
低張液というアドバイスがありましたが、お使いになられてるその組成を教えていただけませんでしょうか?
また自分の場合の1 % Triton X-100で10 min放置でも細胞膜がちゃんと壊れていたのかもしれませんね。
そこに不必要にsonicationなんてやるもんだからカラムが詰まってしまったのかもしれませんね。
引き続きご教示いただけますと幸甚です。よろしくお願いいたします。 |
|