PBSはカリウムイオンは含まれていると思いますが、Kを含まないPBSもあるのですか。知りませんでした。細胞や組織を扱うbufferですから、それにカリウムがないとうのは果たしてどんなものか、とも思うのですが。PBSは成分の濃度は若干バリエーションがありますがNa2HPO4, KH2PO4, KCl, NaCを基本にして、これに目的によりMgCl2とCaCl2を入れるか入れないかという感じで理解していたのですが。MgとCaは(細胞間接着に関与するので)細胞培養の継代で細胞をはがしてシングルセルにするときは入れない方が好都合なので通常これらが入っていないPBSを使いますが、免疫染色などが目的で生きた細胞を洗うときは、逆に細胞がはがれないようにMg, Caは入っているPBSを使うのが確かにいいように思いますが、経験では別にどっちでもいいのではという感じですが。KClが免疫染色のどこにどういった理由で影響するとお考えですか。
固定したあとの行程につかうbufferは細胞はもう死んでますから別にPBSでなくてもいいようにも思いますが。 |
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