中年様がおっしゃるようにオートクレーブはヌクレアーゼコントロールの一環ですが、リボヌクレアーゼはオートクレーブでは完全除去できないため、MOPSバッファはNuclease Free水とそれらで作ったEDTA(これもRNase Free品)だとかをRNase Free下で混合すればオートクレーブせずに0.45µmのフィルターでろ過すればよいでしょう。
MOPSの色は光やオートクレーブの熱分解によって生じますが、明るい黄色は問題ありませんが暗くなってくると緩衝能がなくなり使えないとモレクロに記載あります。
オートクレーブしない方が色調の変化も遅いので長い間使えそうです(もちろん遮光して)。私はオートクレーブせず、フィルター派です。ちなみに両者の比較をしたことはないので、効果の違いについては言及できませんが、フィルターでノーザンが問題になったことはありません。 |
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