Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

膜タンパク質の抽出法について トピック削除
No.1245-TOPIC - 2009/09/25 (金) 17:38:01 - U103
初めて投稿させていただきます。

この度細胞表面に存在する膜タンパクの精製を試みようとしているのですが、使用する界面活性剤などいろいろ難しい点があるという風に伺っています。
ある本では膜画分を遠心分離してから抽出するよりも、組織全体の抽出液
から精製を始めた方が効率がいい場合があるという風に書かれていた
のですが、具体的には活性を保った細胞膜タンパク質を含む全抽出液を
得るにはどのようにすればいいのでしょうか?
材料はラットの肝臓を考えています。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.1245-6 - 2009/10/06 (火) 09:01:41 - U103
みなさんアドバイスありがとうございます。

>Sさん

活性と言うのは、受容体をターゲットにしているのでリガンドとの結合
ということになります。

>おおさん

低張な溶液でホモジナイズするとのことですが、この中には界面活性剤は
含まれるのでしょうか?それとも細胞膜を含む画分を得た後界面活性剤を
添加すればいいのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.1245-5 - 2009/10/01 (木) 09:10:10 - おお
こういう考え方もできるとおもいます。
細胞や組織を低張な溶液で細胞が壊れるクラいのホモジナイズを
します(凍結融解でもいいかもしれません)。
で弱い遠心でデブリや核などをのぞくと、
上澄みには膜画分とサイトゾルのかくぶんが主にくるとおもいます
(細胞外にある可溶性のタンパクもふくんでますが)。

この画分に活性があれば、次にストラテジーをたてやすいのでは
とおもいます。

もちろん強い遠心をすれば膜を得ることができますし、
いろいろな界面活性剤を加えていって活性が保てるものを
見つけることもかのうでしょう。

裏技としてはリパーゼを使って脂質を溶かすというてがあります。
リン脂質のグリセロールとエステル結合しているところが外れる
わけですが、その結果分解されたリン脂質がデタージェントの代わりを
してくれます。

(無題) 削除/引用
No.1245-4 - 2009/10/01 (木) 08:35:30 - S
すいません。CelLytic M可溶化後、活性があるかどうかは分かりません。ただ、CelLytic Mは膜タンパクの抽出に良いと言うことです。活性というのは具体的にはどのような活性でしょうか??

(無題) 削除/引用
No.1245-3 - 2009/09/29 (火) 16:35:02 - S
基本的には1%TritonXかなとは思います。ただ、最近Sigma社のCelLytic Mを使ったら、こちらの方が、much much betterでした。その組成が分かれば自分で作るのですが・・・。結構高いですし。

(無題) 削除/引用
No.1245-2 - 2009/09/25 (金) 23:23:40 - c
蛋白質の実験は対象しだいでケースバイケースなことが多くこと膜蛋白質のように一癖あるものはその傾向がつよいので、とりあえずこの蛋白質に関する過去の論文にあたるか、よいものがなければ、性質や構造の似ている別の蛋白質や、実験目的が近い研究の論文をみてどんなアプローチをしてるかを参考に勉強して1日か2日くらいで自分なりの手順を考えてみてとりあえず一度できるところまでやってみるのが良いと思います。これはけっして無駄ではなくて、途中で具体的な問題点が浮かび上がるので、より具体的な対策もたてられ、そこから、この蛋白質に特化した方法が出来上がっていくとおもいます。

膜タンパク質の抽出法について 削除/引用
No.1245-1 - 2009/09/25 (金) 17:38:01 - U103
初めて投稿させていただきます。

この度細胞表面に存在する膜タンパクの精製を試みようとしているのですが、使用する界面活性剤などいろいろ難しい点があるという風に伺っています。
ある本では膜画分を遠心分離してから抽出するよりも、組織全体の抽出液
から精製を始めた方が効率がいい場合があるという風に書かれていた
のですが、具体的には活性を保った細胞膜タンパク質を含む全抽出液を
得るにはどのようにすればいいのでしょうか?
材料はラットの肝臓を考えています。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を