名無しさん
tag無しで発現させたことはないのですが配列を見ると疎水的なパッチに
なりそうな部分があり、加えて以前リフォールディングの条件検討で私が
手伝った印象ではTagよりもタンパク質自体が非常にアグリゲーションを
起こしやすい性質の様です。培養細胞の系はStableでコンスタントな発現
が見られます。ただその量は多量ではないがあきらめるのはちょっとという量です。培養細胞系のこの発現量、そして封入体とはいえ下手に大腸菌で
多量に取れてきてしまったことで同僚は深みにはまっているような感じです。
(名無し)さん
情報ありがとうございます。L-Argの凝集抑制効果についてはリフォールド
の条件検討の際に使ったのですが残念ながら殆どリフォールドしてくれ
ませんでした。もちろん抗体カラム上のタンパク質は変性状態ではありま
せんがL-Argはこのタンパク質の凝集を抑えるのには適していない印象です。 |
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